日本のツルニンジン属にはジイソブとバアソブがあるそうだが、私の “ササユリ山” へは
ジイソブしか生えていない。
そこで、どんな違いがあるのか興味があったので、ヤフオクでバアソブの種を購入して実生を試みる事にした。
ツルニンジン、蔓人参(キキョウ科、ツルニンジン属)
北海道~九州で、山野の林縁に自生するつる性の多年草。 塊根は紡錘形。
葉は長楕円形で側枝に4枚集まってつき無毛。 裏面は粉白色。
花期は8~10月で、側枝の先に釣鐘形の花が下向きに咲き、花弁には紫褐色の斑が
ある。 若芽も食べられるが、根を天ぷら、酢の物、和え物にして食べる。
〔名前の由来〕
つる性で、根が太くて朝鮮人参に似ている事からツルニンジンと名付けられた。
別名のジイソブ(爺蕎)は、花弁の斑点をお爺さんのソブ(ソバカスの事)に見立てて名付けられたもの。
バアソブ、婆蕎(キキョウ科、ツルニンジン属)
ジイソブによく似ているが、ジイソブよりやや小型で、葉や茎に白毛がある。
花期は8月で、花はジイソブより小型。 花弁にある斑点は紫色。
〔名前の由来〕
花弁の斑点をお婆さんのソブ(ソバカスの事)に見立てて名付けられた。
ジイソブしか生えていない。
そこで、どんな違いがあるのか興味があったので、ヤフオクでバアソブの種を購入して実生を試みる事にした。
![]() | H23.10.28、播種。 用土は、赤玉土:鹿沼土=50:50を用いた。 『とり播きにすると翌年春に発芽し、4年目に 開花する』 そうなので、4年後のお楽しみだ! |
ツルニンジン、蔓人参(キキョウ科、ツルニンジン属)
北海道~九州で、山野の林縁に自生するつる性の多年草。 塊根は紡錘形。
葉は長楕円形で側枝に4枚集まってつき無毛。 裏面は粉白色。
花期は8~10月で、側枝の先に釣鐘形の花が下向きに咲き、花弁には紫褐色の斑が
ある。 若芽も食べられるが、根を天ぷら、酢の物、和え物にして食べる。
〔名前の由来〕
つる性で、根が太くて朝鮮人参に似ている事からツルニンジンと名付けられた。
別名のジイソブ(爺蕎)は、花弁の斑点をお爺さんのソブ(ソバカスの事)に見立てて名付けられたもの。
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ジイソブの葉と花 | ジイソブの根 |
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ジイソブの実 | ジイソブの種 |
バアソブ、婆蕎(キキョウ科、ツルニンジン属)
ジイソブによく似ているが、ジイソブよりやや小型で、葉や茎に白毛がある。
花期は8月で、花はジイソブより小型。 花弁にある斑点は紫色。
〔名前の由来〕
花弁の斑点をお婆さんのソブ(ソバカスの事)に見立てて名付けられた。
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ジイソブ、 2006.9.4 ササユリ山にて | バアソブ、 2006.10.12 穴門山神社付近にて |
いろんな実生を試みて居られますので、本当に感心して拝見しています。
バアソブやジイソブが、マダマダ見分けられなくて
どこかで知らずに目にしていたとしましても、難しい花さんですが
こうして並べて頂きますと、参考になってとても助かります。
ジイソブは仙人さまのササユリ山で見られるそうですが
バアソブも何年か後には、ササユリ山で見られるようになるとよいですね。
自然界には良く似た植物があり、かく言う私も判別が難しいので身近で育てて観察しています。
まだ他にも実生を試みているので、後の管理が大変です!