里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

エゾチドリ

2010年06月27日 | 庭の山野草
東京山草会の「ふやして楽しむ野生ラン」という本には、
「株繁殖せず実生も困難で、寒冷地でも栽培維持はほぼ不可能」と書かれていたが、
東京に住んでおられる方から「エゾチドリやハクサンチドリを育てている」と聞き、或い
は瀬戸内海地方でも育つのではないかと考え、取り敢えずエゾチドリを買ってみた。

すると、素晴しく良い香りがする少し緑味を帯びた白色の花が送られて来た! 地味な
花だが、とにかく香りが素晴しい!
しかし、葉は淡緑色のとても柔らかそうな感じで、夏の暑さとナメクジの食害が気にか
かる。 何とかして来年もこの良い香りを楽しみたいと考えている!

フタバツレサギ(ラン科、ツレサギソウ属)、別名:エゾチドリ(蝦夷千鳥)
北海道で海岸近くや亜高山の草原などに自生する多年草。 草丈は約30cm。
葉は長さ15cmほどの長楕円形で2枚が向き合うように付く。
花期は6~8月で、2枚の葉の間から花茎が伸びて、先端に淡緑色を帯びた白色の花を
多数つける。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿