里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

オキナワスズメウリの実

2011年12月17日 | 山野草の繁殖
友人からオキナワスズメウリの実を貰った。
大きさは、緑色の方が2.5×3cmくらいだ。

ツルが6mも伸びるので、夏の日除けにしたり、可愛い実を観賞用に飾るらしい。
種は大きさが約5×8mmくらいで、まるで米粒を紐で縛ったような面白い形をしていて、心なしかカラスウリの種の形に似ている。

実の形が面白いので育ててみる事にしたが、播種は来春なので無くさないように保存するとしよう。
こちらはカラスウリの種で長さは約1.2cmだ。

独特な形からカマキリの頭とか、打ちでの小槌大黒様の顔などと呼ばれ、財布に入れておけばお金がたまると言われているそうだ。

オキナワスズメウリ、沖縄雀瓜(ウリ科、オキナワスズメウリ属)
沖縄を含む南西諸島で、日当りの良い路傍や林縁などに自生するツル性の一年草。
葉は心形で掌状に5~7裂し、先は鋭く尖り縁には細かい鋸歯がある。
花期は6~9月で、葉腋に淡黄色で径が約1cmの花をつける。 雌雄同株。
実は球形で、径約2cm。 赤や緑に白色の縦縞模様が入っている。

〔鉢植えの育て方〕
 1.実が赤く完熟したら、約10粒入っている種を取り出して良く水洗いし、
   陰干したのちに保存。
 2.春に気温が20℃以上になったら播種し、5~10mmの土をかける。
 3.乾燥させないように管理すると、2~3週間で発芽するするので適当に間引く。
 4.行燈つくりにし脇芽を切らずに育てると、ツルが2m以上になると黄色い花が咲く。
 5.7月頃から実がつきはじめ、8月末頃から実が緑から赤に変わる。


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