里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

イボクサ(疣草)

2010年09月21日 | 山野草
畑の側溝脇に咲いているこの花、大きさは1.5cmで小型だが、3枚の花弁が整った形を
していて可愛いらしい。 

しかし、(実際には効果はないのに)疣が取れるという事で“疣草”という些か印象の
悪い名前をつけられている。 何だか気の毒な花だ!
イボクサの花ツユクサの葉


イボクサ、疣草(ツユクサ科 イボクサ属)
本州以西で水田や湿地に生育する1年草。 
茎は、最初は立っているが成長するに連れて、所々から枝分かれしながら横に這い、
節から根を出して群落をつくる。
葉は細い披針形で基部は茎を包む。 同じツユクサ科のツユクサよりは小型。
花期は9月~11月で、茎の先や葉腋に1個ずつ、径が1.2~1.5cmくらいの花をつける。 
花弁は3枚で淡紅紫色、ガク片も3枚で緑色。
〔名前の由来〕
葉の汁をつけると疣が取れるという事から“疣草”と名づけられたが効果はないらしい。

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