宇品島の海岸道路を歩いていたら、卵大の黒っぽい実が落ちていた。
講師に聞くとムベの実だと言う。 そう言えば、島中至る所にムベが自生していた。
実はアケビに似て種が多いが美味しいので、記念に1個貰って帰って植えて見る事
にした。
盆栽や日陰棚に仕立てる人も居るそうだが、果たして発芽するかどうか楽しみだ!
ムベ(アケビ科、ムベ属) 別名:トキワアケビ
関東以西で日当たりの良い山地に自生するツル性の常緑木本。
葉は葉柄の先に5~7枚掌状につき、小葉の形は楕円形で厚く表面に光沢がある。
初夏に雌花と雄花を同じ株につけるが、花弁は無く、僅かに淡黄緑色を帯びた6枚
のがく片は内側が暗紅紫色。
秋に5~7cmの実が赤紫色に熟すが、アケビのように開裂しない。 果肉はほの
かに甘い。 茎や根は野木瓜(やもっか)という生薬で利尿剤となる。
(名前の由来)
昔、朝廷に果実を献上したので大贄(おおにえ)または苞苴(おおむべ)と言った
が、それが訛ってウベ、ムベと変わったと言う説や、
天智天皇が果実を食べた時に発した「むべなるかな」という一言に由来するという
説もある。
※大贄(おおにえ)→立派な贄(朝廷へ貢いだその地方の産物)の意。
※「むべなるかな」→「もっともな事だなあ」「いかにもその通りだなあ」の意。
講師に聞くとムベの実だと言う。 そう言えば、島中至る所にムベが自生していた。
実はアケビに似て種が多いが美味しいので、記念に1個貰って帰って植えて見る事
にした。
盆栽や日陰棚に仕立てる人も居るそうだが、果たして発芽するかどうか楽しみだ!
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葉 | 変色した実(→種) |
ムベ(アケビ科、ムベ属) 別名:トキワアケビ
関東以西で日当たりの良い山地に自生するツル性の常緑木本。
葉は葉柄の先に5~7枚掌状につき、小葉の形は楕円形で厚く表面に光沢がある。
初夏に雌花と雄花を同じ株につけるが、花弁は無く、僅かに淡黄緑色を帯びた6枚
のがく片は内側が暗紅紫色。
秋に5~7cmの実が赤紫色に熟すが、アケビのように開裂しない。 果肉はほの
かに甘い。 茎や根は野木瓜(やもっか)という生薬で利尿剤となる。
(名前の由来)
昔、朝廷に果実を献上したので大贄(おおにえ)または苞苴(おおむべ)と言った
が、それが訛ってウベ、ムベと変わったと言う説や、
天智天皇が果実を食べた時に発した「むべなるかな」という一言に由来するという
説もある。
※大贄(おおにえ)→立派な贄(朝廷へ貢いだその地方の産物)の意。
※「むべなるかな」→「もっともな事だなあ」「いかにもその通りだなあ」の意。
背丈は小さいのですがつるが伸びてなんだろうと思っていましたら
去年は生らなかったのですが今年は選定したからか大きい実が
生っていました。
先日行ったら下に落ちていましたが持って帰ればよかった・・・・
アケビもですが食べ方がいまいちよくわかりません。
私もアケビの実物盆栽を見て楽しみ、その後で実を食べて2度楽しんでやろうと思って育てて(?)いるのですが、なかなか実をつけません。
アケビの場合は、別の株の花粉で受粉させた方が良いらしいのですが、横着をして放りっぱなしにしているので駄目らしいです。
実はどちらも種だらけなので、子供の頃は種ごと頬張っては果肉を啜り、その後で種を1粒ずつ口から強く吐き飛ばして友達とよく“戦争ごっこ”をしたものです。
その頃は結構美味しいと思ったのですが、最近は食べた事もありません。
アケビの(実の)皮は、そのまま天ぷらにしたり、ひき肉や魚のすり身を詰めて天ぷらにするほか、煮付けにしたり、茹でたあと和え物にして食べたりするそうですが、どんな味がするのでするのでしょうね?