里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

ノリウツギの実生

2011年06月08日 | 花 木
H22.3.31、播種。
H22.5.26、本葉2~4枚。

発芽率は高く葉が当りあうので、この後移植。
H23.4.14、本葉4枚。
H23,6.8、本葉8枚目。

急に大きくなり、本葉の8枚目が出てきた。
一番大きな本葉の両端までの長さは22cm。
背丈は13cmになった。

ノリウツギ、糊空木(ユキノシタ科、アジサイ属)
北海道~九州で、山地の林縁などに自生する落葉低木。 樹高は2~5m。
葉には葉柄があり対生する。  葉の形は卵形~楕円形で、鋸歯があり先は尖る。
花期は7~8月で、枝の先に小さな白色の5弁花を円錐状に沢山つけ、その周辺に5枚の
ガク片が花弁化した白色の装飾花を点々とつける。

〔名前の由来〕
樹液を紙漉きの糊に用い、幹が中空である事から“糊空木”と名づけられた。


シュロソウの実生

2011年06月06日 | 山野草の繁殖
H22.9.27、播種。
H23.4.18、発芽。

葉の数は1枚で草丈は約1cmになったが、発芽率は余り高くないようだ。
H23.5.6、葉の数が2枚のものも。

葉の数は2枚に増えたものがあり順調に育っていたが、葉の先端を齧られ草丈は1cmのままだ。
おまけに、何故か根元から切れて倒れている!
H23.6.2、葉は1~2枚のまま。

相変わらず株元から切れているものがあり、段々芽の数が減ってきた。
食害によるものか或いは根腐れによるものか定かではないが、順調なものは草丈が約5cmに伸びた。

シュロソウ、棕櫚草(ユリ科、シュロソウ属)
中部地方以北で山地の林内や草原に自生する多年草。 草丈は50~60cm。
葉は、細長い楕円形で茎の下部に集まってつき、基部は茎を包んでいる。
花期は7~8月で、花茎を長く伸ばして暗紫褐色の小花をたくさんつける。
花弁は6枚で花の径は1cm。

〔名前の由来〕
茎の根元へ、棕櫚のような繊維がついている事から棕櫚草と名づけられた。


エゾチドリの花

2011年06月05日 | 庭の山野草
昨年は1株しか咲かなかったエゾチドリの花が、今年は2株咲いてくれた。
夏の暑さとナメクジの食害が気にかかったが無事に咲いてくれ、素晴しく良い香りを漂
わせている。 
PCの脇に置き、その香りを楽しみながら書いているのだが、ブログにこの香りを載せら
れないのが残念だ!

フタバツレサギ(ラン科、ツレサギソウ属)、別名:エゾチドリ(蝦夷千鳥)
北海道で海岸近くや亜高山の草原などに自生する多年草。 草丈は約30cm。
葉は長さ15cmほどの長楕円形で2枚が向き合うように付く。
花期は6~8月で、2枚の葉の間から花茎が伸びて、先端に淡緑色を帯びた白色の花を
多数つける。


サワランの白花

2011年06月04日 | 庭の山野草
サワランの赤花に続いて、白花が咲いた。

サワランの花は余り開かないが、一見するとシラン(ラン科、シラン属)の花にそっくりだ!


サワラン、沢蘭(ラン科、サワラン属)、別名:旭蘭
本州中部以北で高山の日当たりの良い湿原や湿地に生える草丈20~30cmの多年草。
葉は1枚で細長く直立し、茎を巻く。 
花期は6~7月で、茎の先に紅紫色の花を横向きに1個つけるが、余り開かない。
〔名前の由来〕
沢沿いの湿地などに生育するので“沢蘭”と名づけられ、鮮やかな紅紫色の花を朝日に
見立てて“旭蘭”とも呼ぶ。


オキナグサ、早くも発芽

2011年06月02日 | 山野草の繁殖
H23.5.18、綿毛飛散。

オキナグサの綿毛が飛散し始めたので、今年も
播種する事にした。
H23.5.18、播種。

播種して種子が僅かに見えるくらいに砂か土で
綿毛を押さえ、水分を切らさないようにして管理
するのが普通らしいが、面倒なのでバラマクだけ
にした。
旨く行けば、再来年の春には開花する筈だ。
H23.6.2、発芽。

約2週間で予定通り発芽した。
この方法でも発芽率は高そうで、未だこれから
も発芽しそうだ。
双葉の両端までの長さは1cm弱で、まだまだ
小さい。

良く見ると未だ種の殻をくっつけたのが沢山あ
り、植土から離れた所から発芽して懸命に根を
伸ばしている。 逞しいものだ!



ギャングへのお仕置き

2011年06月01日 | 動 物
我が家の畑を荒らすあのギャング、5月11日頃には巣作りに励んでいて、


このところ巣から出ず座り込んで抱卵でもしていたらしいが、ついに“お仕置き”の時が
やって来た。
中電の作業車がやって来て、ものの5分も経たないのに巣をスッカリ撤去してしまった!


あとは綺麗サッパリ何も無くなってしまい、ギャング達もいなくなってしまった!
もう何年も同じパターンが続いているのに、懲りない連中だから又来年もやって来るのに
違いない。
いくら職住接近の方が便利だからと言っても、もう諦めて本来の山での子育てに戻って欲
しいものだ。  直ぐ近くは山ばかりだと言うのに横着すぎる!