きょうは二十四節気のひとつ小寒。
いわゆる“寒の入り”で、
きょうから大寒を迎える21日までが
一年で最も寒い時期とされるのですが・・・
昨夜はパソコンを打っていても足下が寒く
グッと冷え込んだなぁと思いましたが、
きょうの首都圏は日中日差しがたっぷり。
最高気温は東京が13度、横浜が14度、
千葉の館山では15度の予想ですって。
穏やかな寒の入りとなりました。
気持ちだけでも引き締めましょうか(^^)。
昨年暮れの忘年会で、伊藤惣一氏が話したことばが
とても心に残ったのでここに記しますと・・・
朗読者が意識すべきことはーーー
作品が何を伝えたいかを探るよりも
作品をどう伝えようかを考えるべきなのでは。
ことばは正確ではありませんが(あしからずご了承を)
そのような話をされました。
作品の内容は作家によってすでに完成されているのであり、
朗読者がやらねばならないことは
それをどう受け止め感応し解釈するかだ。
その“結果”が朗読者の読み、語りにでてくる、
それが朗読だ、と
氏は云っていると私は私なりに理解しました。
ハッとさせられました。
というのも以前から私が思っていたことと通じているからで、
それは・・・作品の筋書きが面白いものであれば
誰が朗読しようが伝わるし楽しませられるのでは?
という疑念。それと同時に、
朗読者の腕!なるものがお客さんに伝わるとすれば、
その文章に対する朗読者の考え方が見え隠れしたり
作品を通して(最早作家ではなく)朗読者が
お客さんへ投げかけてくるものがある、
それが垣間見えるときではないかーーー。
んがーーーっ!
ぽかぽか陽気の中、ちょっと興奮してきたぞ。
にゃあにゃあにゃあ。