青函トンネル・瀬戸大橋開通記念「貨幣セット」
なるものを譲っていただきました。
白銅の500円硬貨2枚、
1988年、今から20年前に発行されたそうです。
・・・というよりまず、青函トンネルと
瀬戸大橋(本州四国連絡橋の1つ、児島・坂出ルート)が
同じ年に完成していたとは驚きです。
きっとその年は大きな話題だったでしょうに(^^;
瀬戸大橋が開通する前、本州~四国を行き来するには
フェリーや水中翼船、ホバークラフトに乗るのが
日常でした。(飛行機は別として)
その中で岡山の宇野と香川県の高松を結ぶ
宇高連絡船は特に活用されていたのではないでしょうか。
1時間の航行がさほど退屈でないのは、船内での飲み食いが
意外に楽しいからかもしれません。
ビールに竹輪、これは大人のベストセット(笑)でしょう。
そして忘れちゃいけないのがデッキで食べる讃岐うどんです!
確か200円くらいで食べられたと記憶してますが、
きつね、たぬき、そして素うどん、
というシンプルなラインナップ。
発泡スチロールの器に入って、薄いナルト、お揚げか天かす、
そこにネギを散らすという、なんてことないトッピング。
しかもメインのうどんは、讃岐うどんのコシを期待すると
アテが外れます。フツーのうどんです。
しかぁし!
これを海風をうけながらデッキで食べると
何とも云えず旨いのでした。
つゆまで全部飲み干してしまいます。
あの旨さはなんだったんだろうーーー。
今はなき宇高連絡船のうどんを食したことのある人なら
きっと通じる“郷愁”です。