タレントさんでいうところのオーディションに当たるものに参加してきました。
「家族ゲーム」並みに横一列に並んだクライアント。
先方10人、対する私は1人という状況はよくあることだとしても、
なんと云っても先方との距離が50センチほどの机を挟むのみ。
部屋の都合上・・・とはいえ圧迫感!
まさに「こいつ、どんな奴じゃ」と挑んでこられている感じです。
蛇に睨まれたカエルどころじゃありません。
あの状況で普通でいられる人はいるのでしょうか?
私は無理でした。
とある商品をプレゼンテーションする役でしたがレロレロです。
喋っていても間近にいるクライアントのからだや視線が動くのが気になります。
あんなにトホホな気持ちになったのも久しぶりです。
私ってダメダメじゃん!
しょんぼりしました。
人との距離って大事なんですね。そう思いました。
こころ開いて、あるいはできるだけ自分らしくいるためには
ある程度の距離が人には必要なんだと痛感しました。
特に初対面のときは。
それが物理的な距離なのか
心情的な距離なのかは
ケースバイケースなのでしょうけれど(^^)
そういえば、けさ仕事に向かおうとすると、
信号故障か何かで電車のダイヤが大幅に乱れていました。
到着の電車はもちろん“乗り物”の域を超えています。
これ以上無理だと分かってからさらに乗り込む。
乗客のストレスはピークを越えて行き場を失っています。
密着というより圧迫ということばがぴったりの客同士の距離。
あぁ、どう考えてもこれは異常です。
人にはやはり程よい距離が必要なのではないでしょうか。
オーディションで玉砕した私は、鰹の刺身になぐさめてもらいましたとさ。