老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

説得力を欠く菅総理の発言

2010-09-07 19:57:55 | 民主党政権
菅首相は大阪梅田の街頭演説で、クリーンで開かれた民主党を唱えて、暗に小沢氏の政治手法を批判している。菅首相はクリーンかも知れないが、取り巻きの仙谷官房長官の政治資金管理団体から実弟の事業へ資金が流れていることが、朝日新聞の1面トップで報じられ、また荒井国家戦略室長も不明朗な政治資金の使途が既に国会でも取り上げられている。クリーンな党を言うからには、自分の取り巻きがグレーでは済まされない。

一方「開かれた党」を主張するが、参議院選での消費税の増税、企業減税は、党内で議論されたものではないと党内から批判されている。これでは小沢氏のみを矢面にして「クリーンで開かれた党」を主張していることになり、国民を説得することは出来ない。

また今日の朝刊では、自分が首相に再選されたことを前提に小沢氏を氏の得意分野で処遇したいというようなことをテレビの録画取りで喋ったと伝えられている。しかし代表選前に菅首相は「小沢氏はしばらく静かにして欲しい、それが民主党のため・・」と言っていたはずである。重要ポストで処遇すると言うのであれば、先ず「小沢不要論」は嘘であったことを民主党国会議員・地方議員・党員・サポーターに謝罪すべきであろう。

このコロコロ変わる言動と二枚舌は一体どちらの言動を信用したらいいのか、国民には全く分からない。近くにいて菅首相を支持する閣僚は菅首相の何を信用できるのか、支持の理由を是非説明して欲しいものである。

「護憲+BBS」「 政権ウォッチング」より
厚顔の美少年
コメント
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