26日の日経電子版は「改ざん事件、第三者加えた調査求める」と題して、宇都宮日弁連会長が次のように述べたと報じている。
『地検特捜部検事による捜査資料改ざん事件で、最高検が捜査に乗り出したことについて「組織内の不祥事を、その組織だけで解明できるのか疑問だ」と指摘。検察関係者以外の第三者も加えた調査により、真相の早期解明が必要との考えを強調した。』
http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819695E0E7E2E09A8DE0E7E2EBE0E2E3E29191E3E2E2E2
宇都宮氏がイメージする「検察関係者以外の第三者も加えた調査」とは具体的にどのようなものか定かではないが、前に紹介した「検察官適格審査会」もその一つのはずである。何れにしろ法廷で検察官の攻撃と防御の関係で対峙する弁護士会の会長から「第三者による調査」の声が挙がったことは当然であり、その意味はより「公正な裁判」を維持する必要からも重くて大きい。
そしてウィキペディアを見ると、「検察官適格審査会」の構成メンバーに日弁連会長も含まれている。一方で三井環氏等市民約100名が「検察官適格審査会」に審査を申し立てると既に報じられており、日弁連会長が別な調査会を立ち上げることも不自然であろう。ここは構成メンバーの当事者として、検察庁法第23条にもとずく「検察官適格審査会」での審査に積極的に動いて欲しいものである。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A4%9C%E5%AF%9F%E5%AE%98%E9%81%A9%E6%A0%BC%E5%AF%A9%E6%9F%BB%E4%BC%9A
ところで、メディアも今回の検察官のFD改竄と冤罪とそれを引き起こした検察の体質は批判するが、前代未聞の事件に対する調査の在り方については最高検の動きをただ傍観しているのみで、「検察官適格審査会」という第三者機関でも審査すべきあることを全く報じないのは、「公正な裁判」を維持する意味からも、その見識と報道姿勢を疑わざるを得ない。これでは検察とメディアの癒着を疑われてもやむを得ないのではなかろうか。
「護憲+BBS」「裁判・司法行政ウォッチング」より
厚顔の美少年
『地検特捜部検事による捜査資料改ざん事件で、最高検が捜査に乗り出したことについて「組織内の不祥事を、その組織だけで解明できるのか疑問だ」と指摘。検察関係者以外の第三者も加えた調査により、真相の早期解明が必要との考えを強調した。』
http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819695E0E7E2E09A8DE0E7E2EBE0E2E3E29191E3E2E2E2
宇都宮氏がイメージする「検察関係者以外の第三者も加えた調査」とは具体的にどのようなものか定かではないが、前に紹介した「検察官適格審査会」もその一つのはずである。何れにしろ法廷で検察官の攻撃と防御の関係で対峙する弁護士会の会長から「第三者による調査」の声が挙がったことは当然であり、その意味はより「公正な裁判」を維持する必要からも重くて大きい。
そしてウィキペディアを見ると、「検察官適格審査会」の構成メンバーに日弁連会長も含まれている。一方で三井環氏等市民約100名が「検察官適格審査会」に審査を申し立てると既に報じられており、日弁連会長が別な調査会を立ち上げることも不自然であろう。ここは構成メンバーの当事者として、検察庁法第23条にもとずく「検察官適格審査会」での審査に積極的に動いて欲しいものである。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A4%9C%E5%AF%9F%E5%AE%98%E9%81%A9%E6%A0%BC%E5%AF%A9%E6%9F%BB%E4%BC%9A
ところで、メディアも今回の検察官のFD改竄と冤罪とそれを引き起こした検察の体質は批判するが、前代未聞の事件に対する調査の在り方については最高検の動きをただ傍観しているのみで、「検察官適格審査会」という第三者機関でも審査すべきあることを全く報じないのは、「公正な裁判」を維持する意味からも、その見識と報道姿勢を疑わざるを得ない。これでは検察とメディアの癒着を疑われてもやむを得ないのではなかろうか。
「護憲+BBS」「裁判・司法行政ウォッチング」より
厚顔の美少年
