先週政府・日銀が為替介入を実施し、一応円が83円前後から85円後半の円安になった。介入前は協調介入でないと効果はないとのエコノミストの下馬評が圧倒的に多かったが、今のところ予想は外れたようである。それだけに介入はサプライズ効果があったとも評され、現状85円後半を維持している。
果たして単独介入は効果がないと言う神話は今でも生きているのであろうか。今週は米国FOMC「連邦公開市場委員会」が更に金融緩和策を打ち出せば、再び円高になると予想されているが、果たしてその通り成るか見物である。米国の金融緩和策の直接目的は円安対策でなく国内経済の活性化であり、一時的な円高はあっても、再びすぐ85円台に戻る可能性もある。
そこで意外にも単独介入は効果が持続するのではないないかとも見える。それはリーマンショックで各国の中央銀行も疲弊し円安対策を打つ力がないということと、ヘッジファンドは円安円高になろうが所詮利ざや稼ぎであり、稼ぎやすいレンジの方が好都合なはずである。
日本が83円で介入した処を読めば、85円から83円以下の円高になる可能性は少なくレンジも小さい。それよりむしろ83円~90円のレンジの方が利ざやを稼ぎやすいはずであり、よってこれから徐々に90円くらいの円安に導くのではなかろうか。これに対し各国の中央銀行はリーマンショックで疲弊した状態であり、円安対策の為替介入をできるとも思えない。
「護憲+BBS」「マスコミ報道を批評する」より
厚顔の美少年
果たして単独介入は効果がないと言う神話は今でも生きているのであろうか。今週は米国FOMC「連邦公開市場委員会」が更に金融緩和策を打ち出せば、再び円高になると予想されているが、果たしてその通り成るか見物である。米国の金融緩和策の直接目的は円安対策でなく国内経済の活性化であり、一時的な円高はあっても、再びすぐ85円台に戻る可能性もある。
そこで意外にも単独介入は効果が持続するのではないないかとも見える。それはリーマンショックで各国の中央銀行も疲弊し円安対策を打つ力がないということと、ヘッジファンドは円安円高になろうが所詮利ざや稼ぎであり、稼ぎやすいレンジの方が好都合なはずである。
日本が83円で介入した処を読めば、85円から83円以下の円高になる可能性は少なくレンジも小さい。それよりむしろ83円~90円のレンジの方が利ざやを稼ぎやすいはずであり、よってこれから徐々に90円くらいの円安に導くのではなかろうか。これに対し各国の中央銀行はリーマンショックで疲弊した状態であり、円安対策の為替介入をできるとも思えない。
「護憲+BBS」「マスコミ報道を批評する」より
厚顔の美少年
