入水自殺をした右翼系文化人の西部邁氏が新聞で報じられましたが、私が驚いたニュースは、憲法学・教育法の早稲田大学教授・西原博史氏の交通事故死。高速で自損事故を起こされ、車外に出たところを撥ねられたとのこと。お顔写真が出て、間違いないと分かりました。
西原氏は、良心・思想の自由の観点から、そして憲法と教育現場の関連など、分かりやすい言葉で語り、書いておられました。
共謀罪は人の心の中を警察が監視するための法律と喝破され、道徳教育が、今後、成績にも関係してくること、それは国家や政権など支配者として、支配しやすい従順な子供を作るためであると、個人の心の中を支配しようとする権力の意図を鋭く指摘しておいででした。
また最近は、ネット社会、サイバー社会の監視体制についても、個人を守る必要性に言及しておられて、こういった視点から法律を考える必要のある現代に欠かせないお一人だったと思います。
現政権が改憲に突き進もうとしている今、立憲主義の立場で人権や自由を語られる方を失ったと、とても残念です。
西原氏は、大事なことを読みやすくお書きになった著書が沢山出版されていますので、どうぞ手に取ってお読みになってみてください。
「護憲+BBS」「どんぺりを飲みながら」より
珠
西原氏は、良心・思想の自由の観点から、そして憲法と教育現場の関連など、分かりやすい言葉で語り、書いておられました。
共謀罪は人の心の中を警察が監視するための法律と喝破され、道徳教育が、今後、成績にも関係してくること、それは国家や政権など支配者として、支配しやすい従順な子供を作るためであると、個人の心の中を支配しようとする権力の意図を鋭く指摘しておいででした。
また最近は、ネット社会、サイバー社会の監視体制についても、個人を守る必要性に言及しておられて、こういった視点から法律を考える必要のある現代に欠かせないお一人だったと思います。
現政権が改憲に突き進もうとしている今、立憲主義の立場で人権や自由を語られる方を失ったと、とても残念です。
西原氏は、大事なことを読みやすくお書きになった著書が沢山出版されていますので、どうぞ手に取ってお読みになってみてください。
「護憲+BBS」「どんぺりを飲みながら」より
珠
