「古典(クラシック)」とは、ラテン語で「艦隊」の意味を持つ「クラシス」からと。
つまり、国家を守る艦隊の様に人生の危機を乗り切る書物や作品を「古典」と呼ぶようになった。
ダンテという人は愛する人の死別、故郷フィレンチェからの追放の二重苦の中で
後世に残る「神曲」を完成させた。
その中で氏は云っています。「再び立ちあがれ。そして、勝つのだ」と。
「神曲」はダンテの師とダンテの子弟の物語です。
試練の山を越える為に人には師が必要です。
其の事をダンテは知っていました。
私達も人生の師匠を求め、精神を高める古典を読み人生という苦難と
戦って参りましょう。