ビルマ語学習2回目。ボヤキ嫁だけ個別レッスンとなりました。
いや、ボヤキ嫁だけが特別出来ない訳ではなく、ビルマ仏教の教えをパーリー語も交えて教える時間だったため、「Sさんに後ろで教えてもらってね」とボヤキ嫁だけ隔離となったのだ。
でも、隔離されて一対一で教えてもらってよかったわ。お坊さんに指名されたのはかわいい姉妹ちゃんの母・元英語教師。なのでどうやって新しい言語を教えたらいいかよくご存知なのだ。ボヤキ嫁のためにこんな表を作ってくれた。
以前習った「カージー、カーグェ、ガーゲー、ガージー・・・」 という覚え方もいいが(こちら参照)、それだとその後母音と子音が合わさり音が作られるときに理解するのが難しくなるのだそうだ。なので、この表で覚えたほうがいいとのこと。
個別に発音の指導をしてくれたが、ボヤキ嫁には発音出来ない音が沢山。カ、サ、タはそれぞれ二種類あるのだが、息を吐き出す・吐き出さないで区別される。(無気音・有気音) この無気音が曲者で、どんなに頑張ってみても「違うのよ~」と言われてしまった。息を出さずにってどうやるの?と必死で喉が渇き、お水をがぶがぶ飲んで練習したわ。
この日にいろんなことが判明。男性を呼ぶとき、「コ」をつけて呼ぶのだが、このコは無気音だったのだ。日本語でコと発音したものとは違う。それから、父親に対して「パパ」と呼ぶものも、ビルマ人は無気音のパを使い、日本人は有気音のパと発音する。ビルマ人は、外国語の発音で「カ、サ、タ」を聞いた場合、無気音>有気音と考えるらしく、「タカシ君」と日本人が日本語で発音した場合と、ビルマ人が日本語で発音した場合では、有気音(日本人)無気音(ビルマ人)となるため音が微妙に違うのだ。
今回は個別レッスンで発音を重点的に見てもらえ、新たな発見があってよかったわ。