予約していたホテルにたどり着けないというハプニング。
チャイテイヨの山頂にあるホテルにはバスでしか行けず、そのバスは夜6時が最終だったのだ。
急遽別のホテルに泊まることとなった。
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4日目:
首都からチャイティヨまで車で移動。本日の宿泊場所は山頂のホテルであった。相変わらず計画性のない楽天家ダンナ。「今日はチャイティヨにつけばよし!」と思っていたことが後々大きな問題となった。
首都で楽天家ダンナの野暮用に付き合うこと数時間。途中で大きなパゴダに行ったり、無駄に広い道路を見たり、縁起の良い白い象を見に行ったりと、これまた首都で無駄に時間を使ってしまった。
(写真:女性は入ってはいけないんだって。そんな場所が沢山ありました)
(写真:白いぞうさんたち。白っていうのかしら・・・)
(写真:白い象さんたちを管理している官庁は看板脇に象を配置していたよ)
野暮用を済ませた後、昨日お直しをお願いしていたお店へロンジーを受け取りに行った。上下12着お直ししてもらって17,000チャット(約1,700円)。数点試着をしてみたら、きつかったり、変更したほうがいい点があったため、即座に直してくれた。すばらしい!お店のお姉さんたちはビルマ語しか話せず、ビルマ語をまったく話せないボヤキ嫁とは会話が成立しないのだが、通訳である楽天家ダンナが席をはずしてしまうというハプニングあり。でも、結構彼らが伝えようとしていることを推測したら当たるものなのよね。お姉さんたちが、ものすごく素直なでシンプルな人達であったで、意思疎通が取れた感じ。
(写真:足踏みミシン)
(写真:ビーズは一つずつ手縫い)
その後、国会近くのどーんと広い、ある意味首都の名物道路を通過。車はまったく通っていません。
野暮用も終わり、やっとチャイティヨに向けて出発。当初、お昼には首都を出て、4時には到着予定だったが到底4時には間に合わず。楽天家ダンナは「8時頃着けばいいかな~」など、このときは余裕をかましていました。
途中、高速道路の休憩所でゆったりお茶なんかして、この後起こる事体にまったく気が付かず。
日も暮れてきて、やることのないボヤキ嫁はひたすら助手席で寝てました。楽天家ダンナには、いつでもどこでもよく眠れるねといわれるが、車での移動時は喧嘩防止という意味も含んでおります。
喧嘩防止のため助手席で寝ていたら、「大変なことがわかった。」と悲壮感たっぷりで楽天家ダンナに起こされた。チャイティヨの街の近くで地元の人にこのホテルへ行きたいのだけどと聞いたら、ホテルへ行くのは自家用車では無理で、バスを使わなければならないこと。そのバスは夜6時が最終でそれ以降は走っていないと言うのだ。
もう、こういうことには驚かなくなっているボヤキ嫁。じゃあ、別のホテルを探すしかないねとあっさり諦めてまた不貞寝開始。しばらく走るとゲートがあり、その先は用がある人しか入れないとのことだった。その場所で再度山の上のホテルの名前を言うと、あっさりと「今日はもう行けないよ」と言われてしまった。
そのホテルへと連絡しようと試みたが、楽天家ダンナが持っていた電話番号はヤンゴンオフィスの番号のみ。ホテルへ直接連絡する手段はなかったのだ。仕方がなく、ゲートにいた人たちに、「今から泊まれるホテルを紹介して!」と頼み込み、その街にあるホテルへと案内してもらったのだった。
楽天家ダンナは、「折角朝日を見ようと思っていたのに・・・」とどよーんと落ち込んでいたけど、ボヤキ嫁は、内心『想定内です!』と思ってました。楽天家ダンナと一緒にいて計画通りに物事が進むなんて幻想は抱きません。