秋のバラがぽつりぽつりと咲いてます。
名前が不詳な苗も含めると全部で25~6種のバラがありますが、秋に咲くバラは
とても少ない…。オールドローズが多いため、モダンローズとは違って秋には
あまり咲かないのでちょっとサビシい。


まずは、月月粉/ユェユェフェン(ch) しっとりピンクの小さな花がとても愛らしいです。
ずっと、オールドブラッシュ(ch)だと思ってたのですが、どうやら月月粉かも知れない…。
園芸店で見た月月粉がソックリでした。どちらも中国生まれのバラで咲き方もよく似てる
のですが、なんせ近所でパチン!と頂いた枝を挿し木したものなので確かなことが
分かりません。
でも"月月粉"って美しい名ですね~。ちなみに"粉"は桃色のことだそーです。
10月半ばに新しいシュートがどんどん上がってきました!土中から上がってきた
シュートもあります。冬でも咲くほどの元気で丈夫なバラです!


こちらはルイ14世(ch) 春にも紹介しましたが、ほんと良く繰り返して咲くバラです。
春よりもやさしく上品に咲きました。本来はもっと黒赤色なのですが…。
香りはダマスク香といわれるオールドローズそのものの香りです。
咲き進んで黄色の花弁が顔をのぞかせています。

こちらはフランシス デュブリュイ(T)細い枝がしなるようにうつむき加減で咲きました。
とても美しい赤です。ベランダに出る度にこのバラの香りが…。こちらもダマスクの
香りです。今年は苗が未熟で花付きが悪かったのですが、ぜひとも沢山咲いてほしい
バラのひとつ。来年に期待しよう!

"アイスバーグ"にはちょいと思い入れが…
なぜなら、、、愛犬シュナの呼び名を決める時、
「氷山」の意を持つドイツ生まれの白バラの名花アイスバーグから
「アイス」という名がいいんじゃないか?と候補として挙げていたから…。
もしかしたら、「シュナ」は「アイス」になっていたかも知れないんです(笑)


イングリッシュローズのパット オースチン(ER)は、
我が家のベランダに一番最初にやって来たバラです。最初のバラは赤やピンク、
白といったバラらしいバラではなく、mamaさんが選んだこのオレンジ色でした。
当時、仕事の関係でイングリッシュローズ販売のお手伝いをすることになったmamaさん。
著名な専門家のレクチャーまで受け、その魅力を知ることに…。
その頃、私はバラに関して全く無知だったのでmamaさんから聞かされるバラの話は
全く理解不能!バラと言えば、赤くて先が尖ってるもんだとばかり思ってたし(笑)
オールドローズやイングリシュローズの咲き方はとても新鮮でした。現代バラには無い
(改良されてしまった)味わいと強い香り…、その品性と優雅で可愛らしい姿が
「自分で育ててみたい!」という好奇心をくすっぐってしまったのです。
で、パット オースチンでしたね、、
実はこれ、挿し木苗の一番花なんです。なぜ挿し木かというと…、
大苗は昨年枯らしてしまったから!(笑) グラハムトーマスもそうでしたが、、、
バックアップに挿し木しといた苗が今年初めて花を咲かせました!
ん~、バックアップって大切だぁ~(笑) 挿し木したのは多分2年前ぐらい。
お気軽にいろいろ挿し木したので、そのどれもが何の品種か分からない状態でした。
ま、咲けば分かるしって程度のゆる~いおシゴトだったわけですね。
まさかパットオースチンが挿し木で着いていたとは!つぼみが日に日に大きくなって
いく中、パット様だと気づいた時はホント感動ものでした。新しい大苗を買わなくって
良かったと!!!

直径8~9センチ、かなり重たそうにうつむいて咲きました。
ティーの香りが濃厚でほんとに紅茶の様でした。花もちはあまり良くなく、
色がしだいに退色してボソっと落ちて散りました。
by rosa papa
