シュナちゃん。

ホワイトシュナウザー「シュナ」との日常と成長の記録。白シュナ/White Miniature Schnauzer

初老のご夫妻とシュナ。

2008年05月10日 | シュナ
[出会い日記]


  木漏れ日の中をのんびり歩いていると、
  向こうから初老のご夫婦が満面の笑みを浮かべ近づいてきました。。。

  遠征先の公園での出来事です。

  近づくにつれ足取りは早くなり、やがて小走りに…
  そして、その笑みは私たちの足元へと向けられていました。




  『ワイヤーですかぁ?』と、少し興奮しながらのにこやかな声。

  「あ、いえ… シュナウツァーなんですよ!」と答える私たち。
   年輩の方には「~ツァー」と言うことが多かったりするのだ。


  『そうなの~ 向こうから見たらね、あ、ワイヤーちゃんだ!と思って…
   よく似てたもので… ごめんなさいね…』

  「いえいえ… ワイヤーフォックスを飼われてるんですか~?」と、私たち。


  『えぇ、メスでしたがね、外ではとってもヤンチャだったんですよ~!』と、ご主人。



  すぐさま、ご夫婦はしゃがみ込んで、
  シュナに何度も何度も声をかけ、撫ででくださります。



  『似てるのよ~! ねぇ~、目の雰囲気がホントよく似てるの…』

   と、ご婦人が感慨深そうに目を細める。


  『いいこだね~、いいこだね~ あははぁ あははぁ。。。』

   ご主人はリードをグイッとたぐり寄せ、喉のあたりをずっーと撫でて下さります。



  



  『今ではね、やっと気持ちが穏やかになりましたの。

   だからね、こうやってお会いできるのがとっても嬉しいんですよ。。。』



  「・・・・・・・・ありがとうございます」




  私は会話を続けながら、ふと、自分たちの将来を見つめていました。

  その存在は… やはり大きい。そしてこういうコトなんだ… と。




  『今日はここを歩いてきて、ほんと、ほんとによかったわぁ… ありがとうネ~』

   と、にこやかに手を振るご夫婦の姿がとても印象的でした。






  「シュナ~、今日はおまえ良い事したぞぉ~~」と、mamaさんが足元に話しかける。

   数十年後の自分たちはどうだろう…



  「◯◯君、大丈夫かな~?」と、mamaさんが笑いながら私に言った。

  「 …大丈夫だよ!」と、私は答えた。










 by rosa papa  ブログランキングに参加中です! にほんブログ村 犬ブログ ミニチュアシュナウザーへ にほんブログ村 犬ブログ 犬 写真へ