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人生ぜ~んぶ!ネタ!! カメラ、旅行、ゲーム、毎日のボヤキ。

スター・ウォーズ コンプリート・サーガを購入しました!

2014年04月16日 02時23分49秒 | 映画レビュー




いまさらの購入になりますが、
スターウォーズ コンプリート・サーガを購入しました。
要はスターウォーズ全作品のブルーレイボックスです。

発売されたのは相当前だと思うんですが、
私自身スターウォーズファン。なのに持ってなかったんですよねえ。
スターウォーズファンの友人から再三にわたって買えよ!と言われてたんですが、
高いからなぁ~と思って買ってませんでした。しかーし、今だと1万ちょいで買えるんですね。
 

 

 スター・ウォーズ コンプリート・サーガ ブルーレイBOX (初回生産限定) [Blu-ray]
 
 




スターウォーズは小学生のときに、市立図書館で借りてみてました。
その時はまだVHSだったなぁ。特に6を何度も借りた覚えがあります。
エンドアの戦いの宇宙戦は凄く興奮したな。いま見ても興奮しますね。







正直、これを超える宇宙戦は観たことがないんですよ。
確かに、エピソード3の冒頭のコルサントの戦いはCGの進化に驚いたし、映画館で観た時は、
これだ!これがスターウォーズだ!と思いましたけど、純粋な宇宙戦ではないし。





中身はこんな感じ。私が買ったのは初回限定版なので、
特典映像と合わせると9枚組という豪華セット!というか、まだ初回限定版残ってるのか(笑)
意外と人気無いのかな??かなり修正入ってるし、ブルーレイだから画質も向上してるのになぁ。

そういえば新部作を3D化して上映するって話も、
ディズニーが買収した件で一時的に保留状態になってるのも残念。
エピソード1のみ、3D化されて上映されてたので見に行きましたが、
圧倒的な迫力でしたねえ。家で見るのとは別物。別の映画と言ってもいいくらいでしたよ。



なので、ディズニーが製作中であるエピソード7にも期待していますが、
正直不安な部分もあります。が、スター・ウォーズの新作を見られるのはやっぱり嬉しい。
スター・ウォーズを映画館で見たいんですよ。2015年末まで待ちきれません!! 


閉塞感を打ち破れ!映画『LIFE!』を観た感想!

2014年04月11日 04時37分54秒 | 映画レビュー







・どんな映画?

映画『LIFE!』を観てきました。
この映画は実際に存在するLIFEという雑誌社を舞台にした映画。
実はリメイク作品ということで、元の映画は『虹を掴む男』という映画らしいです。

私は元の映画を観たことがないので何とも言えませんが、
まあまあ話題になっていたのでホイホイ観てきました。
ちなみに予告も見ていなかったので、事前情報は無いに等しかった(笑)



・ストーリー

LIFE社に務める主人公。
気になる女性が居ても近づく勇気すら出ないし、仕事も地味。
出会い系サイトの人生の体験談にもコレといって書くこともない凡人だった。
そんな人生を送る彼には妄想癖があり、自分に出来ないことを妄想することで補っていた。

そんな彼だが、LIFE誌を代表するカメラマンからは仕事ぶりを買われて信頼されており、
雑誌の表紙になるネガも任されるほどだったが、表紙に使われる大事なネガがないことに気づく。
上司からネガを探しだしてはやく提出するように言われ、カメラマンから直接ネガを貰うことを思いつく。
カメラマンは世界を放浪し、電話も持っていないため、写真を手がかりにカメラマンを探すことになる。

そして、カメラマンはグリーンランドに居ることを突き止める。
彼の妄想はここでも発揮され、カメラマンが呼んでいると感じた彼は、
LIFE社のオフィスから飛び出し、グリーンランドへ向けて旅立つ。



・感想

まず、予告であるようなストーリーではないと思います。
予告ではツマラナイ生活から主人公が抜け出す…といった紹介になっていますが、
実際には少し違うようなストーリーになっているので、注意したほうがいいと思います。


この映画を見て感じたのは、実体験こそが大切であるということです。
テレビ、映画、小説、インターネット…。現代では様々なメディアがあるので、
旅行だって自分で行かなくても、旅日記や写真などは誰でも見ることが出来ます。

しかし、実際に行って、自分の目で見る。自分で空気を感じる。
その大切さがこの映画には詰まっていると思いました。やはり実際に行かないとわからない。
この情報で溢れかえった現代において、とても大切なことなのではないでしょうか。


また、妄想だって完全に悪いことではないということです。
主人公の場合、自分の世界から飛び出すキッカケを作ってくれました。
それは妄想をしていたおかげだし、妄想癖が無かったら主人公は変わってはいなかったでしょう。

でも、いくら妄想で自分がデカイことをしたって何も変わらない。
やりたいことがあったら、実際にやってみる。行きたいところがあったら実際に行く。
妄想よりも実体験をすることで成長できる。そんな風に感じました。


そして、もう一つは地味な仕事をしている人へのエールでしょうか。
主人公が務めている会社はLIFEという雑誌を作っている会社です。
ページをデザインするデザイナーも居るでしょう。カメラマンも居るはずです。
記事の内容を決める編集者も居ます。でも、主人公は写真のネガを管理する仕事。

どう考えても“花型”部署ではありません。とても地味。
周りの花型部署の社員からは馬鹿にされている主人公ですが、
そんな彼の仕事を評価してくれる人だっています。部下の信頼だって得ています。

そんな彼を馬鹿に出来るでしょうか。
そして、どう考えてもこの世の中にある仕事は地味な仕事ばかり。
地味な仕事だって、良い仕事をしていれば誰かが評価してくれている。
だから、頑張れ。そんな暖かいメッセージも伝わってくる映画です。



・総評

色々と細かいことを書きましたが、
音楽もとても良いし、なんたって映像が綺麗なんですよ。
アイスランドとグリーンランドの自然は最高に綺麗ですね。心が洗われる。

あと、妄想中に大抵は真面目に使われるCGとかVFX技術を、
完全に面白がって使っているので笑えました。遊びの演出なのにクオリティ高い!

まとめとしては、おそらく万人受けしない作品でしょう。
でも、毎日の閉塞感から脱出したい!と思っている人にはいいんじゃないかなぁ。
この映画を見て、何処かに行ったり、したいことをするキッカケになれば最高!ですよね。



人生の一本。映画「きっと、うまくいく」を観た感想

2014年03月09日 11時41分21秒 | 映画レビュー







・どんな映画?

私が今まで観た映画の中でトップレベルの面白さ。
その映画の名前は 「きっと、うまくいく」 。日本人には馴染みのない、
インド映画ですが、インドはアメリカ以上の映画大国だということは有名でしょう。

「きっと、うまくいく」 は2009年にインドで公開された映画で、
インドアカデミー賞を16部門も受賞し、世界からも評価された映画になります。
恥ずかしながら全く知らなかったんだけど、知人のTwitterで知り、さっそく見てみました。



・ストーリー

世界でも最難関のインド工科大学に入学した変わり者の三人組。
その中でも一番変わっていながら天才“ランチョー”が大学内で波乱を巻き起こす。
それに振り回されながらも、ランチョーの信念を受け変わっていく、“ファルファーン”と“ラージュー”
大学在籍中、それから10年後を舞台にランチョーを中心とした三人組の葛藤やその後を描く。



・感想

この映画には色々な要素が詰まっていますが、その中で最も良かったのは“感情の表現”でしょうか。
インド映画のことは詳しく知りませんでしたが、インド独自の“ラサ”と呼ばれるインド文化があり、
映画にも取り入れられていて、インド映画には9つの感情(愛情・気品・悲しみ・怒り・活力・恐怖・嫌悪・驚き・平安)が入っています。

よくインド映画ではミュージカルのように踊りながら話したり歌ったりするシーンがありますが、
それも“ラサ”文化から来てきて、この映画ではうまくラサ文化が活かされている場面が多く、
主人公達の感情が爆発する時などにダンスが入るため、気持ちがとても伝わってくるんです。
また、登場人物はよく笑い、よく泣きます。感情を全体で表現していて、力強い映画にもなっています。


また、主人公“ランチョー”が毎回とても正しいことを言います。
後悔したくないなら自分のしたいことをしろ、成功のためではなく、成長するために勉強しろ…
でも、それを言えるのはランチョーが天才で裕福な家庭出身だからであり、凡人の友人たちは悩み、葛藤していきます。

その辺の対比もうまいなぁって思いました。私が格言に対して思っていたのと似たような状況(笑)
正しいことを言われても、そんなに簡単じゃないんだよ!って友人たちも言うわけですが、それでも皆それぞれの答えを見つけていくのもいいですね。


他にも、過激すぎる競争社会への批判や、天才のランチョーが抱える弱点とか、
本当に色々な要素が詰まりに詰まっている映画なので、全部書ききれないので感想はこれぐらいにしておこうと思う(笑)



・この映画で学んだこと

色々な要素を詰め込んだ映画なので見る人によって違うと思いますが、
私がこの映画で伝わってきたのは、目標となるものを見つけて努力しろってことでしょうか。

映画内では気楽な感じで、きっとうまくいく~!(Aal Izz Well)って言ってる主人公たちですが、
凡人と書いたランチョーの友人だって、超難関校のインド工科大学に入れるくらいの人たち。
努力は勿論できる人達だろうし、だからこそ 「きっと、うまくいく」 って言うことが出来るんでしょう。

やはり根本的に自分が目標とするものを見つけなければならないだろうし、考えさせられた。
最近、将来のことに関して悩む時間が多くて、どうすればいいのかわからなくなっていたけど、
ちょうどこの映画と出会えてよかったと思います。それぐらいに素晴らしい映画でした。また落ち込んだ時に見たい。

 
 


深いことも言うけど、基本は楽しくて笑えてちょっと泣ける、全部入りの映画です。
上映時間は長いですが、見る価値はあると思う。気になった方は是非見てみてはいかがでしょうか?



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 スラムドッグ$ミリオネア[Blu-ray]
 インド映画ではありませんが、インドが舞台です。
 コチラもおすすめ。素晴らしい映画です。 機会があればレビューしたい。

緊迫感が最後まで続く!キャプテン・フィリップスを観た感想

2013年12月06日 00時18分46秒 | 映画レビュー







映画キャプテン・フィリップスを観てきました。
この映画は実際に起こった事件を映画化したものであります。
実はそこまで観ようとは思ってなかったんだけど、暇だったので観に行った程度。
しかし、今年みた映画の中でもお気に入りの作品になりました。



簡単にあらすじを!
ソマリア沖を航行中だった貨物船アラバマ号。
しかしソマリアの海は海賊たちだらけの無法状態であり、
アラバマ号も海賊たちの襲撃を受け、絶体絶命の状態に陥る…。



この映画は実際に起こった事件を映画化したものなので、
もちろん結末は知っていました。どうせアメリカ万歳映画だと思って見たのだけど、
そんなことはなかった。むしろアメリカや先進国に訴えるような映画になっていると思う。

何故ソマリアの漁師たちが海賊をするようになったのか。
そのような説明もされているし、映画の終盤では船長より海賊たちのほうに感情移入してしまう。
海賊が完全な悪として扱われず、むしろ絶対正義のアメリカ軍のほうが悪に思えるシーンも多かった。
特に淡々と作戦を実行していくアメリカ軍に少し恐怖を覚えた。非常にリアリティがあると思う。



また前編にわたって緊張感と緊迫感が持続し、カットも多くてスピード感があります。
特に貨物船の中で繰り広げられる、船員と海賊の攻防は私にトイレへ行く隙を与えなかった。
無名俳優が演じる海賊は本物にしか見えなかったし、迫真の演技だったと思う。文句なし。
もちろん、船長を演じるトム・ハンクスの演技もとても良かった。
終盤の一連の演技は本当に凄まじかったし、さすがとしか言いようがない。



一番良かった点として、船長がそこまで英雄では無かったこと。
某映画のように最強のコックさんなら海賊を瞬殺するだろうが、フィリップスはただの一般人。
事件関わった船員の中からは映画のフィリップスは美化されすぎている、という批判もあるらしい。

私が観たかぎり、映画でもフィリップス船長は余計な判断ばかりしているように思えるし、
フィリップス船長のせいで船員が殺されそうになったりで、むしろ事態を悪化させているように感じた。
なので、必要以上に船長が英雄になっているわけでもないし、ただの一般人で収まっていると思う。
フィリップス船長の家族シーンもアッサリしていて、しつこくなくて良い。洋画はしつこいの多いから…



ということでべた褒めって感じですが、とても面白かった映画だと思います。
似たような映画として、最近ではアンストッパブル、アルゴ、ザ・タウンなどがあると思いますが、
それらが好きな人であれば、楽しめるのではないでしょうか。個人的にはアルゴより面白かった。

元々の期待値が低かったので尚更って感じもしますが、
私が今年観た映画の中では上位にくる映画だと感じました。
年末にかけてハラハラドキドキ映画を見たい方にオススメです!!



清須会議を観てきた!!

2013年11月16日 09時25分25秒 | 映画レビュー









映画「清須会議」を観てきました。
有頂天ホテルステキな金縛りを制作した三谷幸喜監督の作品。
その時点でコメディ調というのはわかりますが、歴史とコメディが合わさるとどうなるのか!

ちなみに清須会議は戦国時代にあった本当の出来事で、
私は多少の知識はありましたが、そこまで詳しくはなかったし、
その状態でこの映画を見たので、歴史に詳しくない人からみた視点の感想になります。



まず意外だったのは説明やナレーションが全く無かった。
この映画はどう考えてもコアな人向けではなく、大衆向けの娯楽映画だろうから、
てっきりわからない人向けに、多少の説明があるものだと思っていたけど、
清須というところで信長の後継者を決めるくらいしか説明はありません。

ただ歴史のことがわからなくても、豪華な出演陣がコミカルな演技で、
笑いを誘ってくれるので、おそらく歴史に興味が無い人でも楽しめると思います。
出てくる戦国武将を知らなくても、演技で人柄や欠点がすぐに分かるのはさすがですね。



しかし、本当に楽しんで見るなら多少勉強しておくといいと思います。
清須会議に登場する戦国武将の過去や未来、お市の生涯などなど。
ウィキペディアなどでサラッと読んでおくだけでも違うと思いました。
私は多少知っていたので、お市と秀吉のやりとりはニヤニヤしながら見れた。



ぶっちゃけ私は大泉洋が好きだったので見たも同然なんですが、
想像以上に楽しめました。やっぱり歴史物って面白いなーって思う。
特に誰が天下統一を達成するかを決定づけた物語なので惹きつけられますね。

同じ信長の家臣で、清州城からの仲間である秀吉と勝家。
だけども、どちらが天下統一を達成することができるかで対立し、
結局はかつての仲間同士で裏切り合い、争い、戦をし、滅ぼしていく。

なんとも悲しい話だと思いますが、上に立つ人間には冷血さは必要なんでしょうね。
笑える映画で面白いと思いますが、中身は核心を突いた映画だと思います。オススメです。