rosemary days

アロマテラピー、ハーブを中心にフィトテラピーあれこれ。自然療法全域とフィットネスについて。

五家宝

2008-12-02 13:24:59 | 料理とデザート
 確かに昔からそんなにしょっちゅう食べるお菓子ではなかったけど、存在は当たりまえのように知っていました。私の実家ではごかほうと呼んでいましたが、こちらに越してきてから熊谷出身の人に正式にはごかぼうと発音して熊谷のお菓子なんだとおそわりました。私はてっきり京都あたりのお菓子だと思っていました。

 ところで先日何気なくスーパーで黄色と緑二色の五家宝を買ってきたところ、息子が
「へええ、こんな緑色の五家宝なんてあるんだ」
と感心するじゃありませんか。はて?五家宝は通常緑色で黄色いほうが珍しいと私は思っていたものですから不思議な気がしました。彼にとっては黄色が当たり前で緑ははじめて見たというのです。ちなみに鹿児島出身の夫にも聞いてみたところ、やはり緑と認識していました。

 どっつが正しいんだろうとWikipediaを調べてみたら、どちらが正当なのかはいまひとつわからず仕舞でしたが、面白いことを発見しました。

 この五家宝は現在埼玉県熊谷市の銘菓として知られているが、もともとの発祥に諸説あって

 1.水戸藩の吉原殿中という和菓子が改良されたもの
 2.埼玉県加須市の不動岡が発祥地
 3.茨城県五霞町(ごかまち)が発祥地

という3節があるんだそうです。実は私の住んでいるところが、何を隠そうその五霞町なんです。茨城なんですが、徒歩15分ほどで埼玉の県境に出るため通勤通学や買い物でほとんどの人が毎日埼玉で生活しているようなところです。

 名前から言えば五霞町説が一番近いように思われますが、水戸藩の吉原殿中というお菓子も五家宝にそっくりです。それから加須の不動岡は一番熊谷に近く、有名な大きなお寺のある街なので、そこにも信憑性がありそうな気がします。

 とってもローカルな話なんですが、邪馬台国が九州にあるのか近畿にあるのか論ずる人の気持ちがわかるような気がします。自分の住んでいるところと関連があるほうが、なんか楽しいですよね。ちなみに五家宝が発祥された頃は五霞ではなく五箇と表記したんだそうです。
 





↑ポチっとよろしく↑お願いします☆

※トラックバックを送られる方は、コメント欄にひとこと感想をお書きください。コメントのないもの及び記事の内容と関連のないものは削除させていただきます。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ペーパー・ブラジャー | トップ | 精油の整理 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

料理とデザート」カテゴリの最新記事