デオドラント・アロマ

　こちらの教室の生徒さんは全部で９人なのですが、基材とくに容器などをそろえるの場合、なかなか全員同じものが揃えられなくて一苦労です。現在一番人数の多いクラスは１７人。早めに着手しないと揃わない可能性が増えてきます。ところが貧乏講師なのでカードの引き落とし時期が重ならないよう慎重に注文しなければならず、いつもギリギリに注文してしまい、結果一番的確なものが手に入らないということになってしまいます。

　今回もボディー・パウダーの容器が仕入れ先に在庫がなくてやむなくひとつ大きなサイズで妥協することに。本当は以前別のスクールで使ったＳサイズの容器がよかったんですが、写真のような大きなものになってしまいました。

　歯磨きの容器は無印良品にちょうど手ごろなものがありました。歯磨きに入れる精油は割と限られてしまいます。一番人気はやはりペパーミントでしょうか？私は個人的にペパーミントよりもハッカが好きなんです。あとはティートゥリー、セージ、クローブ、レモン、オレンジ、ベルガモットなどなど。

　歯磨きは一旦小鉢で練り合わせてから容器に移すのですが、容器がチューブ状で安定して立てることができないため皆さんちょっと苦労していました。私は家で作った時は行儀が悪いけど容器を腿に挟んで安定させて入れ替えました。

　ある人はシンプルに最後の一滴まで逃さないように辛抱強く中身を落としていました。

　　　　

　



　ある人は容器をビーカーに立てて、アイスクリームのスプーンを二つに折って滑り台のようにして中身を入れ替えてました。

　　　　

　



　ある人は一旦中身をビニール袋に詰め替えて、袋の底に小さな穴を開けてケーキのクリームのように搾り出してました。

　　　　


　みなさん、いろいろ工夫されていました。その人、その人の個性が見えて面白いですね。

　作った歯磨きはどの精油を使ってもなぜかしょっぱくなります。市販の練り歯磨きに比べるとちょっとザラザラしていますが、口の中は既製品に負けす劣らず爽やかになりますよ。　


　



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