ずいぶん前に一度読んでいるのですが、その時は情報が右から左に流れて行ってしまった気がします。この本はある程度アロマやナチュロパシーの下地のある人の方が面白く読めるでしょう。勿論初心者でも楽しめる一冊ですが、ピンとこないというのか、わかった気になっていて深部まで理解できないで終わるような気がします。以前の私のように。
ネリー・グロシャンの他の本にも同じように書かれている幸福のための10の大原則、あたりまえといえばあたりまえなんだけど、現代人がなかなか実践できない項目ばかりです。普段から気をつける姿勢をとらないと本当に実践されないでしょうね。
1.栄養 2.呼吸 3.エクササイズ 4.リラクゼーション 5.睡眠 6.水をよく利用すること 7.日光に当たること 8.性的、情緒的なバランス 9.アロマテラピー 10.ポジティブな考え方
アロマテラピーはリラクゼーションのうちに入っていてもおかしくないけど、やはり独立した項目となっているのは著者がそれだけ大切に思っているからに他ならないでしょう。各項目に補足がついていて、
例えば栄養には、
一日のうち一食はしっかり食べること。自分のボキャブラリーの中から「ダイエット」ということばを抹消すること
睡眠では、
午前0時前の睡眠は、その後に寝る時間の二倍の価値がある
アロマテラピーでは、
毎朝毎晩、エッセンシャルオイルを体にすりこみこと
などなど興味深いことがいろいろ綴られている。
エッセンシャルオイルの紹介やレシピなどを見ると、その人の好みやその人らしさが表れるのだけど、この著者はオリガナム、バーベイン、シナモン、マジョラム、タイムなどを多用する。イギリス式というか日本式のアロマに常日頃どっぷり漬かってしまっているので、こういった感覚はとても新鮮に感じた。
症状別レシピには、こんなときにはこんな精油を使うと具体的に書かれている。例えば消化器系の症状では、
鼓脹・・キャラウェイ+ナツメグ
大腸炎・・シナモン
便秘・・エッセンシャルオイルは使用しません。新鮮な野菜ジュースと補助食品をとり、適度な運動をしてリラックスする時間を持ちます。
一般のアロマセラピストだったら、通常病気の人にアドバイスするような機会はないし、便秘みたいな誰にでも起こりうる症状に出会ったら、ここぞとばかり精油をお勧めしちゃうでしょうけど、きっぱり食事と運動を薦めるところはやはりナチュロパシスト。アロマオンリーではないのですね。
本書にはフリクションといって精油を直接肌に擦り込む療法や内服が勧められています。どちらも日本のアロマでは受け入れていないことですが、知識としては非常に参考になります。フリクションは植物油に希釈した精油でなら実践可能だと思いますので、やってみたい方はその方法で実践してみてください。
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ネリー・グロシャンの他の本にも同じように書かれている幸福のための10の大原則、あたりまえといえばあたりまえなんだけど、現代人がなかなか実践できない項目ばかりです。普段から気をつける姿勢をとらないと本当に実践されないでしょうね。
1.栄養 2.呼吸 3.エクササイズ 4.リラクゼーション 5.睡眠 6.水をよく利用すること 7.日光に当たること 8.性的、情緒的なバランス 9.アロマテラピー 10.ポジティブな考え方
アロマテラピーはリラクゼーションのうちに入っていてもおかしくないけど、やはり独立した項目となっているのは著者がそれだけ大切に思っているからに他ならないでしょう。各項目に補足がついていて、
例えば栄養には、
一日のうち一食はしっかり食べること。自分のボキャブラリーの中から「ダイエット」ということばを抹消すること
睡眠では、
午前0時前の睡眠は、その後に寝る時間の二倍の価値がある
アロマテラピーでは、
毎朝毎晩、エッセンシャルオイルを体にすりこみこと
などなど興味深いことがいろいろ綴られている。
エッセンシャルオイルの紹介やレシピなどを見ると、その人の好みやその人らしさが表れるのだけど、この著者はオリガナム、バーベイン、シナモン、マジョラム、タイムなどを多用する。イギリス式というか日本式のアロマに常日頃どっぷり漬かってしまっているので、こういった感覚はとても新鮮に感じた。
症状別レシピには、こんなときにはこんな精油を使うと具体的に書かれている。例えば消化器系の症状では、
鼓脹・・キャラウェイ+ナツメグ
大腸炎・・シナモン
便秘・・エッセンシャルオイルは使用しません。新鮮な野菜ジュースと補助食品をとり、適度な運動をしてリラックスする時間を持ちます。
一般のアロマセラピストだったら、通常病気の人にアドバイスするような機会はないし、便秘みたいな誰にでも起こりうる症状に出会ったら、ここぞとばかり精油をお勧めしちゃうでしょうけど、きっぱり食事と運動を薦めるところはやはりナチュロパシスト。アロマオンリーではないのですね。
本書にはフリクションといって精油を直接肌に擦り込む療法や内服が勧められています。どちらも日本のアロマでは受け入れていないことですが、知識としては非常に参考になります。フリクションは植物油に希釈した精油でなら実践可能だと思いますので、やってみたい方はその方法で実践してみてください。
自然療法家のアロマテラピー―Dr.ネリー・グロジャン | |
ネリー グロジャン | |
BABジャパン出版局 |
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