rosemary days

アロマテラピー、ハーブを中心にフィトテラピーあれこれ。自然療法全域とフィットネスについて。

アロマは台所から

2006-04-18 00:03:23 | 講師活動記録
 地元の公民館でアロマテラピーの講座を開かせてもらって1年が過ぎました。また今年度の受講生の募集をそろそろ始めます。去年は土曜日の午前中に開設したんですが、土曜日は家庭や学校の用事でお休みする人も多く、私自身も今年はハーブの講習を主に土曜日に受ける手前、平日の夕方に動かしました。はてさて受講生集まるかな・・・
 
 私の中にあるアロマのパターンでは、まず概論、次に芳香浴、そして沐浴。そのあとマッサージやコスメと進むのが自然な流れだと思ってました。実際やってみて皆さん話はとても熱心に聞いてくれるんですが、なかなか家で実践してくれない。月に1度の講座だけでは掴めない部分も多いので是非お家でもアロマを取り入れてほしいんですが・・・教室で作ったバス・フィズを1回使ってそれきり、という人も割りといました。

 そこでもう一度カリキュラムを見直すことに。やはり話を聞くだけよりも実習があるほうが皆さん楽しんでくれます。一番興味を示してくれたのが化粧品作り、それからマッサージですね。やっぱりいくつになっても女なんだなあ、としみじみ感じました。それから最も家での実践率が高かったのが重曹を使ったクレンザー。フェイス・マッサージなどはお洒落な人、まめな人でないとなかなかやらないけど、お洒落じゃない人でも毎日食器は洗うわけだからより万人向きなわけですね。

 そんなわけで、初日はやはりアロマテラピーとはなんぞやという話をじっくりしておきたいので、ちょっとガマンして聞いてもらう。その代わり去年は和紙で作った栞に気に入った精油を一滴落とすだけの最初の実習を今回は少し時間を割いてフレグランス・オイルを作ろうと思う。そのほうが繰り返し使えるのし、いつも好きな香を携帯してもらえる。

 次に芳香浴だが、これが結構難しい。アロマの基本は確かに芳香浴なんだけど、いざ実習をしようとするとエアー・フレッシュナーくらいしか作れない。しかもエアー・フレッシュナーは瞬間的にしか香らないし使い切れずに終わってしまう可能性が高い。そこで思い切って芳香浴という枠組みをはずして、その都度テーマにあった芳香浴のブレンドなどを紹介して行こうと思う。

 そして2回目の講座では生活の中で最も実践しやすい洗剤とクレンザーを作り、日常生活の中に無理なくアロマを取り入れさせよう・・・・と思っている。

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