ヨガやルーシーダットンなどの歴史のあるフィットネスとは異なり、ピラティスは20世紀に入ってから一人のトレーナー、ジョセフ・ピラティス氏が考案した運動療法なのです。新しい運動法ゆえに創始者自ら書いた本が存在するのでしょうね。
前半は具体的な運動というよりも、理想的なライフスタイル全般について書かれています。キーワードは自然に委ねる、何事も成長する前の段階から無理に大人と同じように体を動かそうとしたり、望まないのに無理にやらせるのはよくないと述べてます。また一部の筋肉だけを鍛えたり筋肉を大きくし過ぎることは体全体のバランスを崩す。。。などホリスティックな目線でエクササイズをとらえています。
椅子を使う生活も氏は批判していて、トルコ人や日本人のように床にじかに座ることを勧めています。マットピラティスが座位が多いのもそのせいかもしれません。氏が考案したV字ベッドや椅子の写真も掲載されていましたが、それはどうなんだろう?と少し疑問に感じます。とはいえ、第二次大戦の前に心と体のバランスを考慮したり、上述の生活習慣の指摘や過食の危惧など先見の明があったことがうかがえます。
後半は具体的な運動法が33種類記されていますが、現代出版されている多くのピラティスの本と比べてかなり地味です。しかし実際にピラティスのクラスでは実践されている内容なので、基本はあくまでも変わっていないのだと思います。
前半は具体的な運動というよりも、理想的なライフスタイル全般について書かれています。キーワードは自然に委ねる、何事も成長する前の段階から無理に大人と同じように体を動かそうとしたり、望まないのに無理にやらせるのはよくないと述べてます。また一部の筋肉だけを鍛えたり筋肉を大きくし過ぎることは体全体のバランスを崩す。。。などホリスティックな目線でエクササイズをとらえています。
椅子を使う生活も氏は批判していて、トルコ人や日本人のように床にじかに座ることを勧めています。マットピラティスが座位が多いのもそのせいかもしれません。氏が考案したV字ベッドや椅子の写真も掲載されていましたが、それはどうなんだろう?と少し疑問に感じます。とはいえ、第二次大戦の前に心と体のバランスを考慮したり、上述の生活習慣の指摘や過食の危惧など先見の明があったことがうかがえます。
後半は具体的な運動法が33種類記されていますが、現代出版されている多くのピラティスの本と比べてかなり地味です。しかし実際にピラティスのクラスでは実践されている内容なので、基本はあくまでも変わっていないのだと思います。
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