rosemary days

アロマテラピー、ハーブを中心にフィトテラピーあれこれ。自然療法全域とフィットネスについて。

ユニペルス属の精油

2015-02-24 22:15:20 | 精油のプロフィール
ユニペルス属を代表する精油は、
ジュニパーベリー Juniperus communis
首相名のコンムニスは《普通の》といった意味になります。和名は西洋杜松(ねず)、洋酒のジンの香りづけとしても有名です。浄化作用に富んだ精油で特に泌尿器系との関連が深く、リウマチ、坐骨神経痛のケアや排尿消毒作用などがあげられます。また脂肪を分解する働きや集中力を高める働きもみられます。

ヴァージニア・シダーウッド Juniperus virginiana
和名はエンピツビャクシン。ジニ―ローズはユニペルス属の植物をシダーと呼ぶことにとても反対していますが、現状ではこれらをシダーウッドと呼ばれているので、ここではあその名前で通します。
リンパや静脈の鬱帯を除去するほか、咳を鎮める効果もみられます。

メキシカン・シダーウッド Juniperus mexicana
痔や静脈の鬱血の緩和に使用されています。

ケード Juniperus oxycedrus
フランス原産のヨーロッパでは馴染みの深い樹木です。樹脂を分類蒸留法という特別な方法で抽出されます。ジュニパー・タールと呼ばれる黒い粘りのある精油で、革のような煙のような匂いがするそうです。皮膚病、湿疹、荒れた肌、ひどいフケ症、乾癬などさまざまなスキントラブルに使用されています。

ほかにあまりメジャーではありませんが、サビン Juniperus sabinaは、リウマチや月経促進剤として外用されています。東アフリカ産シダーウッドと呼ばれるJuiniperus proceraは、現在のところ詳しい情報は得られていません。




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