キャロットの甘い香り

　このクラスの大方のメンバーは前に一回フェイス・クリームを作っています。前回はローズ・ウォーターとマカダミアナッツオイルをベースにオーソドックスに作ったのですが、なかなか評判でした。ひとりの生徒さんは毎年冬になると口の周りがカサカサひび割れてしまうのだそうです。でもこの冬はアロマ講座で作ったクリームを塗ったら全然乾燥しなくて助かりましたと言われました。嬉しいですね。

　今回のテーマはリンクルケア。リンクルと一口に言ってもいろいろありますが、どちらかと言うと細かい皺とか肌理を整えるためにビタミンＡ＝レチノールを補給しようと試みました。ベースはネロリ・ウォーターとマカダミアナッツオイル。そこにローズヒップオイルやレチノール原液を添加して精油を加えて作ります。

　ネロリ・ウォーターと相性のいい精油を用意していったのですが、実際に作ってみると想像していた香りとどうしても事なってしまうようです。今日は何故かメイチャンとキャロット精油が人気でした。ここにもキャロットです。ただ、キャロットにしてもメイチャンにしても意外と香りが強くてネロリ・ウォーターの香りを消してしまうことも。

　おひとり上手だなと思ったブレンドがありました。スパイクナードとプチグレンを１滴づつ入れたことにより、スパイクナードのクドイ香りをプチグレンがやさしく消臭したような感じになり、しかもネロリ・ウォーターの香りもちゃんと残っていました。その人はたまたまインストラクター資格を持っている方でしたが、まったく初心者の人でも驚くような素敵なブレンドをされる方が時々いらっしゃいます。やっぱりセンスってあるんですね。

　私は今回キャロット精油を２滴入れてみました。そうしたら、ネロリ・ウォーターの香りは無くなり、ほぼキャロット！って香りになってしまいました（＞＜）嫌いな香りじゃないけど、ちょっと飽きます。今度は何か別の精油を足して調整してみようと思います。







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