黒式部の怨念日記

怨念を恐るる者は読むことなかれ

リモコン収納箱

2025-01-27 10:04:49 | 生活

大相撲で逆転優勝を決めた豊昇龍は、かつての横綱朝青龍の甥っ子だそうだ。親子でなくてもここまで似るのだなー。土俵上の仕草は朝青龍を彷彿とさせるものだった。

さて。モノを落とすと重力を恨む。逆恨みであることは重々承知の助である。ニュートンのせいにしないだけましである(ニュートンがいてもいなくても重力は働く)。

家の中で所在不明になったリモコンを恨む。これも逆恨みである。リモコンを持ったまま次の用事にとりかかり、その先で考えなしに手にしていたリモコンをひょいと近場に置いてしまう私の責任だからである。そう言えば、ドイツ系アメリカ人と結婚した恩師の話では、恩師の連れ合いはモノの置き場所を厳格に定めていて、恩師が適当に置いたモノを必ず定めた場所に戻すそうだ。思うに、ドイツは北国だから、モノが常に決められた場所にないと雪に埋まって探せ出せなくなる。だから、そのような几帳面な人間が淘汰によって生き残ったのかもしれない。だが、恩師は、そういう堅苦しい生活はイヤだと文句を言っていた。

恩師はイヤでも、その連れ合い殿の生活習慣に倣えばリモコンが行方不明になることはないだろう。私には、堅苦しくてイヤだと文句を言う連れ合いはいない(堅苦しいのが好きな連れ合いもいない。要は、連れ合いがいない)。というワケで、百均でリモコン収納箱を買ってきた(「味ぽん」はアクセントである)。

うーむ。ここから出して、これまでなら傍らにぽい。だが、元に戻さなくてはならぬとなると一手間増える。恩師ではないが面倒臭い気もする。だが、リモコンがないないと言って探し回ることを考えれば元がとれると言うべきか。

布団にくるまりながらYoutubeを聴いていて、終わったとき手の届く範囲にリモコンが転がってないことも不便に感じられたが、だったらリモコン箱を枕元に置けば済むことであった。

そうだ!リモコン同様ないないと言って探すことの多いスマホもここに入れておこう!

これで、ドイツでも暮らせるというわけである(?)

因みに、Youtubeは視聴番組が終わって放っとくと勝手に次の番組が始まる。昨夜は、そんなこんなでバッハのモテットの2番のはしご視聴であった。何度も聴いた演奏でも、聴く度に注意が向かう先が異なる。昨夜は伴奏のオーボエにずっと耳が行っていた。


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