大谷翔平選手がMVPを獲得。何かと差別が問題となるアメリカだけれど、国籍・人種を問わず正当な評価をしたところは、さすが、憲法に人権条項を入れた世界で最古の国だけのことはある(腐ってもアメリカ。かつて国連の会議で米中の議論になったとき、中国代表が「4000年の歴史」を持ち出したのに対し、アメリカのパウェルさんが「世界で最古の民主国家から来た」と言い返したのが印象的だった)。
翻って自国を見るに、思い出すのは江川卓投手が沢村賞を獲れなかったときのこと。成績的には文句はないのに、投票した記者達が江川選手が嫌いなものだから「人格」とか言うワケのわからない基準を持ち出して選出しなかった。人の人格をとやかく言うって自分が人格者じゃなければできないことだと思うのだが。
大谷選手と奥さんの真美子さんがツーショットで並んでいると普通の日本人カップルのように見えるが、実際は、平均的な日本人カップルと比べて頭二つ(三つ?)抜けている。俳優さんも、テレビ画面では普通に見えてもトーク番組で見ると、わ、こんなに大きいの!?と思うことが多い。ってことは、周りの俳優さんもみんな大きいってことだね。大昔、♪おーきい(ソーソミ)、ことはいーことだ(ソラソミミーレドミ)ってCMがあったっけ。恐竜もどんどん巨大化していったし(巨大隕石が衝突しなければ滅びることはなかった?)
大谷選手がワールドシリーズで肩を怪我しても出場し続けられたのは、監督から必要だと言われたことが大きかったと本人が言っていた。大谷さんほどの人でも、周囲の期待がモチベーションに影響するのか。そういうものでしょう。激励は大事。逆もまたしかり。「いない方がいい」と言われたらそりゃどこにも行きませんよねー。
インタビューと言えば、感心したのがダルビッシュ有投手。改善点を見つけ、より良い選手になれるよう努力すると仰った。38歳でもう十分「よい選手」だと思うんだけど、さらに改善点を見つけようとする向上心は見上げたもの。やっぱり、大成する人は心持ちが違う。ダルビッシュさんって、高校からプロに行ったときはやんちゃなイメージだったんだけどね。因みに、当時、どこかの外国に日本チームが遠征したとき、現地のファンがダルビッシュにキャーキャー言ってて、イケメンは世界共通なんだと思ったもの。
因みに、大谷家の飼い犬のデコピンは、アメリカでデコイと呼ばれてると聞いたけど、アメリカのテレビのキャスターは「ディーコイ」と発音してた。なるほど、「de」だから「ディー」か、と納得した次第です。
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