夜泣き屋_ブログ店

僕がいなくなったときに、ウチのチビたちが楽しめるような、「ウチのチビたちのためだけの千夜物語」を目指します

ボクシングの練習

2011-03-18 23:49:01 | 子育て

コータの受験が終わったので、今日は、コータもハルもシュンタも一緒にボクシングの練習に行きました。

コータの楽しみにしてる練習は、【スパーリング】

今日も、

「パパ、スパーリングしよう。」

って誘ってきました。

アイツとスパーリングすると、アイツ、【ガチ】で来るもんね。

ストレートとか、『首ごと刈ったろか!』ぐらいの勢いで、ものっすごく振りかぶってくる。


もーね。

そんなテイクバックの大きなスウィングのパンチは、読みやすいから当たらないけどね。

当たらないけどね。

・・・でもね。

その目のすわりっぷりにね。

引くね・・・。

引いちゃうね。。。

「そんなに、俺のことを殺したいのか。。。」

・・・と。



もうちょっとこう、なんていうか、

「部長!ナイス、ジャブ!」

・・・みたいな、【接待スパーリング】みたいなのとかね。

「くらえ!ふんわりフック!!」

・・・みたいな、【なかよしスパーリング】みたいな、アイデアとか湧いてこんのかね。

って言いたいくらいの、スパーリング好きです。



・・・でもね、次回は、相手をしてあげようと思います。


ずるいぜッ、長男。。。【Q】その3

2011-03-16 01:27:38 | 子育て

私立の入試は無事に終え、いよいよ、本命の公立高校の受験。

しかし、相変わらず、コータがどこを受けるのか、全然、私には知らされていませんでした。

直前になんとなくカミサンから聞かされた高校の名前は、

まさかの!

超難関校で、

おまえの実力で受かるわけないやん!

って思うような高校でした。

受験を翌日に控え、

カミサンが【チキンカツ】を作って食べさせてるのを見て、

『ああ、そういや、俺もろくすっぽ勉強もせずに受験したのに、そのたんびにオカンが、【ビフテキ】と【とんかつ】を作ってくれたなぁ~。「テキにカツ!」なんていって。。。』

って思い出して、

『早いもんだなぁ~。』

って感慨にふけりつつも、

「おめー、受かりもせんような高校を、勝手に受験しやがって!」

くらいの、イヤごとの一つも言うてやろうかと思いながら、「キチンとカツ」ようにという思いのこもった【チキンカツ】をかじっていると。。。

一足先に食べ終わったコータが、スクッと立ち上がって。。。

「パパ・・・ママ・・・そして、シュンタ。

今日まで、俺は好き勝手に勉強だけさせてもらいました。

明日は、がんばりますので、

今まで、応援してくれて、ありがとう。」


って、言って、ペコリ、と頭を下げて、2階に上がっていきました。



・・・って、おいおいおい。

自分で言うほどは、おまえ、「好き勝手に」勉強してないぞ。

けっこうアニメやユーチューブ見てたぞ、あと、ニコニコ動画とかも見てたぞ・・・

って、言おうかと思ったけど、

「勉強させてくれて、ありがとう。」

って、言われて、文句言える親なんかいないよ。

なんか、ずりーよ、長男。

いつから、そんな【爽やかキャラ】に、なっちゃったの?よ。

まぁ、落ちると思うけど、

応援することにするよ。


ずるいぜッ、長男。。。【破】その2

2011-03-15 00:12:54 | 子育て


なんか、私へのライバル心は、いいけど、そのビジョンの脈絡のなさっプリに、ちょっとお説教をされてしまった、長男坊(コータ・中3)でありました。
(その1のふりかえり)

その後、私立の受験でも、どこを受けるのか、まったく知りませんでした。

A高校かな・・・B高校かな。。。と自分なりに予想してみましたが、どちらを受けるにしても、多分、問題なく合格してくれるでしょう。

ものすごく難しい私立を受験するとか言い出さないはずなので、AかBで、問題ないでしょう。

って思ってました。



受験日間際になって、私が、風呂に入っていると。。。

「入っていい?」

って、言いながら、息子が風呂に入って来ました。

私はシャンプーをしながら、

『おお、よかぜ。』

と、答えました。

風呂に入って来ると、コータは、どこの私立を受験するかを話し始めました。

「俺ね、C高校受けたいっちゃん。」

『え?AとかBじゃないの?』

「うん。。。C受けたい。」

・・・なぜ、AでもBでもなく、比較的偏差値の低いC高校を受験しようと考えたのか尋ねると、

「うん、AとかBはそこそこやけん、熱心に学力アップの指導をしてくれるわけじゃないらしいっちゃん。

でも、Cは、ものすごく厳しいらしいけん、遊ぶ暇もないらしい。

・・・俺は、あまり自分に厳しくできんけん、誰かに厳しくしてもらったほうが、合ってると思うんで、

厳しいって言われてるCが合ってると思う。」


・・・参った。

かっこいいぜコータ。

俺、中3のときに、オマエみたいな発想なかったぜ。

確かに、AとBは、上に大学持ってるので、エスカレーター式に、大学に行ける。でも、Cは、上に大学持ってるわけじゃないので、実績勝負。

確かに、入り口の偏差値は、AやBには及ばないけど、出口での進歩が大いに期待できる。

・・・かっこいいぜ、コータ。

もう、私立のC高校でもいいぜ。


ただし、我が家では、公立高校に合格した場合のみ、携帯を買ってやることになっていて、公立に行かない場合は、【コードレスの糸電話】を買ってやることになってるので、私立に行く場合は、【コードレスの糸電話】ね。


・・・それって、【ただの紙コップ】やん。

って、ツッコんだのは、小5の次男でした。
(笑)

ずるいぜッ、長男。。。【序】その1

2011-03-13 23:12:06 | 子育て



実は、私は、長男がどこの高校を受験するのか、いつも知らない。。。っては、私の職場では、有名な話。





まずは、公立高校の推薦入学。



息子の志望校は、私の母校のZ高校(カッコいいぜ!Z高校!)の・・・理系(!)。



・・・私は文系。



なんで、理系?



ってたずねると、



「将来、声優になるときに、理系で勉強したことが、役に立つはずだから。。。」



( ̄□ ̄;)!! 



・・・役に立つわけねーじゃん。



スパーリングでも思うけど、



「パパ(俺)に負けたくない!!」



って、ことなんだろ。・・・もう、いらんやろ、そういう、選択理由。


・・・って、このときは、軽くお説教。



「あんな、昔な、みんなから、笑われながら【農業高校】に行った子がおるんよ。

・・・みんな、けっこうひどく笑いよったよ。



『おまえんち、お百姓さんでもねえだろ?なんで、農業高校なんだ!』

・・・てね。



でもね、その子、それには、一言も言い返さず、3年間、通って、卒業した後に、



『俺、【調理人】に、なりたかったっちゃん。今日は、普通じゃ食べられない料理を食べさせるから、来てよ。』

って、誘ってくれたよ。



また、別な子はね、



『私はデザイナーになりたいから、この学校を選びました。』



って、高校選んだ子もいるし。。。。


女の子なのに、工業高校に行って、



『男の子ばっかりやろ?』



ってたずねたら、



『全然関係ないですよ。内装のデザインをしたいので。。。』

って、こともなげに言ってた子もいたし。



俺に負けたくなくて、Z高校理系っていう選択をしたのかもしれんけど、



そんな【シケタ理由】じゃ、俺は



『コータ!!かっこええ!!』



・・・なんて、言わんぜ。



くやしかったら、【偏差値】やなくて、【ビジョン】で俺をビビラせてみろ!」


・・・なんて、軽くお説教。



結局、推薦枠すらゲットできませんでした。



ま、



ざまみろ。



・・・ですな。




ひどい!カユイ!!

2011-03-12 11:19:41 | 親父のため息


空気を読まない、この陽気。



おびただしい量のスギ花粉が放出されている様子が見受けられます。



本日の花粉の放出予想量は、50万ヘクトスギカフンと見られ、これまで花粉症の症状のない方でも、鼻づまりや目のかゆみ、喉の炎症が起こる可能性がありますので、マスクやメガネなどで対策をするようにしましょう。

なお、50万ヘクトスギカフンは、およそ4万メガヒノキカフンに相当すると言われております。

洗濯物などは、よく花粉をはらって、屋内に持ち込むようにしましょう。


・・・みたいな、単位、ほしくね?

えええ!
 Σ(゜Д゜)ガーン 
今日、50万いってるの?
俺、8000でもかゆいのに~。

・・・みたいな。

そんな話で、気でもまぎらわせないと、我慢できないくらいかゆい午後。




Σ(゜Д゜)ガーン 息子がやらかしてくれました。

2011-03-11 05:05:36 | 子育て

昨日の日記を見ていただいた方から、

「どうしたら、そんな良い子が育つんですか。」

って、たいへん嬉しいご感想をいただいたわけですが。。。

実は、ホントは、子育てには、強い【こだわり】をもってあたっています。

いつか、お話しできればと思っています・・・

・・・と言おうとした矢先!!

やらかしてくれました!


職場に、カミサンから電話。

地震のことかな?

って思って、出てみると、

とても切羽詰った声で、

「シュンタ(小5)が、コンビニの駐車場で投げた石が、走行中のクルマに当たったらしい。」

・・・と。

Σ(゜д゜lll)ガーン 

ですよ。

「私は、今、出先にいて遠いので、できればすぐに行ってもらえないか?」

と。

職場で、レポートしなくちゃいけないことがあって、これが、あと5分とせまっていて、レポートの内容自体も5分程度のものだったので、それだけ終わらせて、コンビニに向かいました。




どんな人の車に石を当ててしまったのか、なぜ石を投げてしまったのか。。。そんなことを考えながら、急ぎます。


コンビニについてみると、カミサンは、まだ、到着してませんでした。

シュンタが、とても申し訳なさそうな顔で、待ってました。

シュンタの友達のイッチーと、イッチーのお父さん、シュンタの小学校の教頭先生が、待ってらっしゃいました。


石を当てられた方に、【駆けつけるのが遅くなったこと】を謝罪し、事情をイッチーのお父さんに聞きました。

実は、【石を投げたのはイッチー】で、それをシュンタがよけたのが、クルマに当たったそうです。

それがホントなら、「なんでウチのシュンタに石を投げつけたのか」について、イッチー自身を問い詰めたいくらいのところなのですが。。。。

それは、さておき、

クルマに傷をつけられた方は、「クルマの修理さえしてもらえばいい。」ということだったので、ご理解いただき、お帰りいただきました。

さて、ここから!


①シュンタになんて言うか。

②現場にかけつけてくださった小学校の先生にどうするか。

です。


・・・実は、2年前のPTA総会で、私が、シュンタの小学校へ、【強く要望をしたこと】があり、これが、まるで、校長をつるしあげるような空気になってしまったことがありました。

・・・そういうわけで、実は、こういう状況で、小学校に挨拶に行きにくい・・・非常に行きにくい状況なのです。


・・・さて、どうしよう。

カミサンに行ってもらう、っていう手もないじゃないのですが、ここは、答えは決まってます。

子供が迷惑をかけたときに、親が頭を下げるところを見せておくことは、後々【我が子のために良い】らしいのです。

事実、コータのときも、こういうことに近いことがありました。

「ウチの子は悪くない。」

って言い張ろうと思えばそうできるかもしれないけれど、そうするより、

「ウチの子がご迷惑をおかけしました。」

って、関係したところにアッチコッチ頭を下げてまわるところをシュンタ自身に見せることに意義があるのです。

・・・理由は上手に説明できませんが、これは、親としてしなければならないことであるし、今後のシュンタにとてもいいのです。

と、自分自身に言って聞かせ、自分自身を奮い立たせて、そのまますぐ小学校に出向き、校長先生、教頭先生、駆けつけてくれた担任の先生方2名に、ご迷惑をかけたことを深く謝罪をしました。

これで、シュンタが、自分のしたことを少しでも考えてくれればいいのです。



あーあ、そんな簡単にうまくいくもんじゃないですね。子育てって。

_| ̄|○ ガクッ・・・

娘の寝顔

2011-03-10 00:06:31 | 子育て
高校2年生の娘(ハル)が、修学旅行(※イタリア!!)から帰って来ました。



夕方、携帯に留守電が入ってました。



「パパ、ただいま、たった今、帰りました。
今日の晩ご飯は、私のリクエストで、寿司です。
遅くなるようなら、先に食べますけどいい?」



もう、すぐにでも帰りたかったのですが、今日・明日は、職場の同じ部署の若い衆が、立て続けに【誕生日】を迎えるので、ケーキを買ってきて、お祝いをしました。



【ハッピバースディ】を歌って、
ケーキを食べて、
コーヒーを飲んで、
「おつかれさん!」って、帰って来れるのかと、思いきや。。。




苦労の多い1年だったので、話に花が咲いて、終わってみれば、8時過ぎ。



家族は、晩ご飯をすませた後でした。


帰ってきて、娘に、



「お帰り」



と、言うと、



「ただいま。」



と、言ったあと、



「パパ、修学旅行に行かせてくれて、ありがとう。」



って、お礼を言われ、



「ミケランジェロって天才!!」



って、ひどく感激したようで、ひとしきり、ミケランジェロについて語ったあと、

安心したのか、リビングのソファーで寝てしまいました。



その後、カミサンが起こしても、



弟たちが起こしても、



起きる気配がありません。



「娘の寝顔って、かわいいなぁ。」



って、思いながら、仕事を片付けています。



僕の大好きな先生【アンコロ星人】その2

2011-03-01 23:45:24 | Weblog
≪その1≫のつづき

大気圏突入前後、仲間の乗組員が、次々と深い眠りについていく中。。。

私も我慢できずに、とうとう深い眠りに落ちてしまいました。

今になって考えてみると、このキャンプ、すごい日程で。

1日目の昼くらい(記憶が定かではない)に、キャンプ場入り。

夕方、カレーライスを作って食べました。

私たちのカレーは、水っぽくなってしまいましたが、隣の班のカレーは、もっと悲惨でした。水でなく、間違えて、沸かしていたお茶を入れてしまったのです。



・・・で、大気圏突入の夜の後、翌日は、朝からご飯を炊き、おにぎりを作って、それを持って山登りです。

ところが、この朝つくったご飯が大失敗。

どんなに炊いたらこんなに焦げるの、ってくらい焦がしてしまったのです。

それで、山登りに持っていくおにぎりも減ってしまいました。

しかし、小学生の僕たちは、そんなことは、ちっとも気にせず、

「きついー」
とか、
「まだぁ~?」

とか、

元気に弱音を吐きながら、ワイワイと登っていきました。



山頂・・・って言っても大したところでもなかったのですが。。。そこで、お昼ご飯を食べることになりました。

リュックには、【おにぎり】と、おかずの代わりに持ってきた。【梅干し】と【さんまの蒲焼の缶詰】が入っていました。


おにぎりをアンコロ星人にあげようとすると、アンコロ星人は、

「アンコロ星の主食は、【サンマの缶詰】と【梅干し】なのだ!

サンマの缶詰と、梅干しを持って来い。」

と言います。

みんな、持ってるサンマの缶詰と梅干しを半信半疑で、アンコロ星人に差し出しました。

・・・アンコロ星人としてのキャラクターを壊したくなかったのか。。。

・・・そんなアホな。

僕たちがご飯を焦がしてしまったので、おにぎりを十分に作ることができなかったから、僕たちが遠慮なく【おにぎり】を食べられるように、

「サンマの缶詰と梅干しをよこせ。」

と、言ったに違いないのです。
(・・・あくまでも推測ですが。。。)

「アンコロ星の主食は、【サンマの缶詰】と【梅干し】なのだ!」

・・・今でも、時々、半分お外の、自転車小屋(※通称『別荘』)で、ビールを飲みながら、【サンマの缶詰】なんか食べていると、アンコロ星人の、

「アンコロ星の主食は、【サンマの缶詰】と【梅干し】なのだ!」

・・・を思い出して、クスッと思い出し笑いをしてしまうのです。
(笑)

・・・その3につづく


僕の好きな先生【アンコロ星人】その1

2011-03-01 00:28:08 | Weblog
私が小学校の5年生の夏休み、【林間学校】とでもいうのだろうか、小学校の先生方と一緒に、近くの野外活動センターに、1泊2日でキャンプをする行事があった。

そのときに、私たちの班の担当だったのが、【アンコロ星人】こと、Y先生だった。

Y先生は、やせた40歳くらいの顔色の悪いおじさんで、自分で、【アンコロ星人】と名乗っていた。

私たちのグループは、10畳くらいの板張りに、ほろをかけたようなテントに8人くらいで寝ていて、アンコロ星人も一緒にそこに寝ていた。

夜中の3時頃、誰かがトイレに起きると、

「俺も」

「俺も」

と、みんながトイレに行き出した。

その後も眠れずに、騒いでいたのだけれど、アンコロ星人は、

「うるいさい!寝ろ!」

とは、怒鳴らなかった。

「大気圏に突入するぞ!!みんな!寝袋をかぶれ!!」

と、叫んだ。

みんな、面白がって、寝袋をかぶった。

すると、アンコロ星人は、

「さぁ!大気圏だ!息をとめて、静かに待つのだ!!」

と、叫んだ。

みんなは、

「まだ?」

「もういい?」

と、不安げに、アンコロ星人に尋ねた。

アンコロ星人は、

「まだだ。」

「まだだ。」

と、答えていた。

そのうち、

一人・・・また・・・一人・・・と、

スーーースーーー寝息をたてだした。



・・・【その2】に続く