昭和56年にデビューし、1度引退したもののLLPWで復帰。かれこれ27年間も女子プロレスの世界に携わっている立野記代はマイペースの昭和型レスラーだ。その立野が長年得意としているのが、フライング・ニードロップである。昭和の時代、猪木や藤波がダイナミックに落下したが、女子ではミミ萩原が第一人者だった。ミミの場合、シューズのデザインが凝っており、ニードロップを艶やかに演出。立野はこのミミが得意とした技を伝承し、現在でも必ず使っている。
体型の割には俊敏な立野は、正確無比なニードロップで舞う姿が今でも凛々しい。ここに紹介した写真はいずれも全女時代の勇姿だ。手を大きく広げ、勢いに任せ飛翔する。これは女子プロレスの国宝級の技なのだ。
体型の割には俊敏な立野は、正確無比なニードロップで舞う姿が今でも凛々しい。ここに紹介した写真はいずれも全女時代の勇姿だ。手を大きく広げ、勢いに任せ飛翔する。これは女子プロレスの国宝級の技なのだ。