いや~とにかく見ている方も緊張した試合だった。風香vs市井舞のシュートボクシング対決。3ラウンド判定で3者3様のイーブン、そして延長戦の末、風香が僅差の判定勝ちを収めたのだ。とにかくアグレッシブだった。お互いに譲らず打ち合いに出たから、観客はヒートアップした。もうテクニックがどうこうのではない。何はともあれ、両選手の健闘に拍手を送りたい。
この日のために1カ月、プロレスを休んで挑んだ風香だけに . . . 本文を読む
その2 ブルー・ディモン&ウラカンラミレスのマスク、ポートレート
マスク・コレクションは究極で奥深い、とても贅沢な趣味である。本人使用で古ければ、古いほど価値があるが、サインが入っていれば鑑定書代わりにもなる。私もかつてはコレクターとして頑張っていたが、結構手放した経緯もあり現役とは言えないだろう。
今回はルチャの大御所、ブルー・ディモンとウラカン・ラミレスの使用済みマスクを紹介しよう。ディ . . . 本文を読む
千の顔を持つ男、仮面貴族、スカイハイと言えばミル・マスカラスの代名詞だ。弟のドス・カラスは飛鳥仮面と呼ばれていた。日本のファンにとっては、2大スペル・エストレージャ(スーパースター)である。私は9月27日にメキシコシティのシルコ・ボラドールで開催された「ルチャ・ファン・フェスタ」でGリング誌を代表して、この兄弟を特別表彰したのだ。最も優秀なルチャドールとしてだ。
マスカラスは私にとって、永遠の . . . 本文を読む
明日の24日、さいたまスーパーアリーナで開催されるシュートボクシング「S-cup」に風香が出場するが本日、直前会見が行われた。このシュートボクシングの創始者シーザー武志氏とは、私が全女のマッチメークを担当していた時にお世話になった間柄。風香がコーチをしてもらっている大村勝巳さんとも、十数年ぶりにお会いした。
さて対戦相手の市井舞は”トラブルメーカー”を売り物にしているが、このキャッチフレーズは内 . . . 本文を読む
私がプロモートする風香祭の次回大会は、来年の2月22日(日)だが、このほどポスターが完成した。風香のデビュー5周年を記念した大会で、これまでの8種類のコスチュームを着た風香が、1枚に収まったもの。もちろん合成なのだが、これが絶妙なバランスで構成されているのだ。このアイディアは風香自身だが、上手くデザインをしてもらった。
ようやくポスターが出来、開催まであと3カ月と . . . 本文を読む
1936年8月20日生まれ、メキシコ・モレロス州クエルナバカ出身 156cm、70kg (得意技)タパティア、ゴリー・スペシャル
メキシコの女子マット界でファビュラス・ムーラみたいな存在にあたるのが、イルマ・ゴンザレスだろう。すでに70歳を越えた高齢で、少し前まで現役生活を送っていたから寿命の長いルチャドーラだった。50年代にデビューし、“ノビア・デ・サント”と言われ、 . . . 本文を読む
NWAがその権威をまだまだ光り輝かせていた時代、私が初めて知った世界ヘビー級チャンピオンが”荒法師”ジン・キニスキーだった。昭和40年代前半、キニスキーはブルーノ・サンマルチノと並び、ジャイアント馬場のライバルとして双璧の存在。ラフでタフで、その上に必殺技が幾つもあった。シュミット・バックブリーカー、バック・ドロップ、ジャイアント・スウイング…当時のレスラーはみんな必殺技は一つだけだから、キニス . . . 本文を読む
渡邊 信行
テックトランス株式会社
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本日、新日本プロレスから1月4日の東京ドーム大会に、CMLLが誇るスーパー・アイドル、ミスティコの来日が発表された。この情報はキャッチしていたが、これはルチャ・ファンだけでなく、日本のプロレス・ファンにとって素晴らしいお年玉に相当する出来事だ。
ミスティコは北京五輪でTVレポーターーに抜てきされたほどの国民的アイドルだ。もう、それだけで何の説明も要らないほどの人気者ということが理解出来るだろう . . . 本文を読む
CMLLマットで不動の人気を築いたワグナーJrは、信じられないほどのカリスマぶりを誇っている。まるで、かつての大仁田厚ばりと例えればいいだろうか。試合後、ファンがエプロンサイドに殺到し、マットをバンバン叩くと、それに応じて独特のワグナー・ウオークを見せる。すると「ワグネル・プト(おかま)!」と野次が飛ぶ。この観客との掛け合いが絶妙だ。
最近では息子を常に会場に連れ歩き、このビジネスを学ばせてい . . . 本文を読む
1915年8月15日生まれ、米国カンサス州カフィールビル出身。156cm、60kg。 (得意技)アリゲータ・クラッチ、クルック・ヘッドシザース
女子プロレス界の草分け的存在で、日本で初めて女子プロレスを披露した歴史上の人物。私自身はファン時代、全女に来日した晩年に接した記憶はあるが、頑丈なお婆さんという記憶以外、あまりに古いことなので資料がない状況だ。しかし、バークをこのコラムから外 . . . 本文を読む
プロレス観戦歴40年を越えた今、昭和のプロレスが無性に懐かしくなり、雑誌や映像や写真に浸りたくもなる。私にとっての昭和プロレスは、プロレスを見始めた42年から高校を卒業した50年頃を指す。この10年未満の記憶がとても鮮明であり、強烈なインパクトがあった。だから、それが今でもプロレスに魅せられる原動力にもなっているのだ。そこで私が印象に残るガイコク人レスラーをピックアップしてみることにしました。 . . . 本文を読む
私はプロレス・グッズのコレクションを趣味としているが、この収集には3つのポイントがある。①情報量②お金③コネ…①の情報量はどこにアンテナを張らしているか。最近ではサイトで情報を得ることが優位だが、会場限定のグッズも多く、小まめに通うのも一つだ。②のお金は購入資金のことだ。ある部分で大半のグッズは、お金で手に入る。そして③は一番、重要なコネ。市販で売っていないグッズは、コネが無いとなかなか集まら . . . 本文を読む
今年も1カ月とちょっと。幸いにも多くのルチャドールと遭遇し、親交を暖めた。そこで彼らとのツーショットを披露し、一方的なメッセージを送ります。
シルバー・キングことセサールとの付き合いも、かれこれ18年になる。お互いにまだ髪の毛が、ふさふさしていた若き頃からだから、ある意味で腐れ縁かも。父がドクトル・ワグナー、兄がワグナーJrという名門の出で、それこそ10代でエストレージャの仲間入りをした(現 . . . 本文を読む