次にｂの便所の等級５ですが、短い辺が１．３ｍであるか、または短い辺に便器前方に５０ｃｍのスペースがあるかです。短い辺が１．３ｍ以上とすると面積では半坪以上となります。便器の前方に５０ｃｍ以上のスペースという場合には、水をためるタンクがついているタイプの便座の場合は奥行きが８０ｃｍ近くあり５０ｃｍのスペースを足すと１．３ｍとなりますがタンクレスの便器の場合には奥行きが約６５ｃｍであり１５ｃｍほど短くすることができます。図で示すと下のようになります。トイレは、高齢期の住まいでは最も大切です。介助や介護を受けるには介助・介護をする側と受ける側の２人が入るスペースが必要です。そのためには便器の前と横にそれぞれ５０ｃｍ程度のスペースが必要とされています。
（投稿者のURL 「老後と住まい」http://www.rougotosumai.com/ ）
