高齢期の備え

高齢期の備えを考えます

高齢期にも安心な住まい(7:チェックしましょう「トイレ(3)」)

2015年08月07日 | 老後と住まい
(続き)
前回書き漏らしましたが、トイレの出入口が開き戸の場合、外開きになっていますか。内開きの場合、中で何かあっても救出できないことがあります。もし内開きであれば、この際引き戸にすることを考えましょう。
ポイント5:トイレの床材は、汚れた時にも拭き掃除がしやすい材料となっていますか。同時に床材は滑りにくいものとなっていますか。高齢になるとトイレの失敗をすることもあります。そんなとき、簡単に拭き取ることができる床であることが大切です。
ポイント6:トイレの温度は、冬でも寒くありませんか。トイレが寒いと、特に冬場は息むときに脳卒中などを起こしやすくなります。
ポイント7:換気の設備はありますか。換気口は臭いの発生源に近いところ、つまり下の方に着けた方が効果的です。
ポイント8:照明は明る過ぎず、暗ら過ぎずになっていますか。明る過ぎると、夜中の利用ではまぶしさを感じます。暗ら過ぎると健康チェックができません。できれば明るさが調整できるスイッチにしておけばよいでしょう。また、スイッチは明かり付になっていますか。
(投稿者のURL 「老後と住まい」http://www.rougotosumai.com/ )