高齢期の備え

高齢期の備えを考えます

高齢期にも安心な住まい(7:チェックしましょう「玄関」)

2015年08月10日 | 老後と住まい
外出を玄関からする場合、段差が問題となります。玄関の段差についての日本住宅性能表示基準については7月29日の記事の中に図で示しましたので参照ください。建築基準法では家の湿気を防ぐため床の高さは地面から45cm以上と決められています。ただし、床下にコンクリートを打つなどしてあればこれより低くすることも認められています。この理由から古い家ほど玄関の廊下と土間との段差が大きい傾向があります。段差が大きいと外出の障害となり、外出がおっくうになり、そのために体が衰え、そのためにさらに外出しなくなるという悪循環になります。
また、玄関外のポーチと庭や道路とに段差がある場合も外出の障害になります。
(投稿者のURL 「老後と住まい」http://www.rougotosumai.com/ )