高齢期の備え

高齢期の備えを考えます

高齢期の住まい方を考える(1)

2015年08月12日 | 老後と住まい
投稿者は前期高齢者の仲間入りをしたばかりです。平成26年簡易生命表で65歳男の平均余命をみてみると19.29年とあります。本当に20年生きられるのかは神のみぞ知るところですが、まあ一応平均を前提に人生を考えてみようかと思っています。
ところで前期高齢者と後期高齢者とは何によって決まっているのかご存知ですか。民法では成人は20歳からと決められていますが、高齢者は法律によって違います。高齢者の住居の安定確保に関する法律では「60歳以上の人、または60歳以下でも一定の条件を満たす人」とされています。前期と後期に分けているのは「高齢者の医療の確保に関する法律」で、65歳から74歳までを前期高齢者、75歳以上を後期高齢者としています。
閑話休題
高齢者を前期と後期に分けているのは理にかなっていると思います。ある研究によると80歳を過ぎたころから急に日常生活に不便さを感じるようになります。当然人によって異なるのでしょうが、たとえばバスや電車による外出ができないとする人は70歳代後半では1割強ですが、80歳代前半では3割、80歳代後半では6割となっています。(続く)
(投稿者のURL 「老後と住まい」http://www.rougotosumai.com/ )