高齢期の備え

高齢期の備えを考えます

高齢期の備え7:保険料(介護保険)

2019年09月08日 | 高齢期の備え
・平成8年(2000年)からスタートした介護保険制度は、保険者が原則市町村、被保険者が65歳以上の人(第1号被保険者)と40歳から64歳の人(第2号被保険者)となっています。
・2017年に介護保険サービスを受けている第1号被保険者は約625万人で、65歳以上の方の5人に1人の割合で介護サービスを受けています。なお、第2号被保険者の認定は決められた病気(16種類)で介護が必要となった場合に限られ、約13万人が認定を受けています。(出典:介護保険事業状況報告 平成29年4月 厚生労働省)
・保険料は40歳から生涯にわたって全ての人が一人ひとり支払うことになっています。介護保険料は年度(3年毎)と保険者(原則市町村)によって異なります。2018~2020年度の介護保険料基準額は全国平均では月額5,869円(年額にすると約7万円)、市町村単位でみると最高9,800円、最低 3,000円です。保険料は所得などに応じて減免措置があります。第1号被保険者の多くは年金から天引きされます。
・介護保険も後期高齢者医療制度と同じように保険料が年を追うごとに増えており、投稿者は、介護費用の自己負担割合が3割になるとの前提で、介護保険料は2030年には全国平均で年額7万円、2050年には年額9万円と推算しています。(根拠は後日のブログで)