廊下のむし探検 第286弾
10月10日にマンションの廊下で見つけた虫です。

最初はズグロオニグモ。このクモ、マンションに山盛りいます。


後脚脛節末端に可動刺があるので、ウンカ科でしょうね。名前はよく分かりません。(追記2020/10/15:最近、ニュースなどでも報道されているトビイロウンカ Nilaparvata lugensによく似ています。ニュースによると、ベトナム北部で発生したウンカが、ジェット気流に乗って中国南部を経て、日本に到達しているとのことです。今年は特に多く、イネに多大な被害を与えるので恐れられています)

これは小さなハエで、クロバネキノコバエ科です。以前、属まで調べたことがあったのですが、かなり大変でした(こちらとこちら)。

これはたぶん、ヒラフシアリ。


そして、これはヨツボシクサカゲロウ。

これはシロアヤヒメノメイガ。

それからナナホシテントウ。

これはちょっと迷いました。形からコガシラウンカ科だろうと見当をつけました。「日本昆虫目録第4巻」によると、日本産コガシラウンカ科には10属16種が載っています。このうち、本州産は11種。やはり検索表がないとどうしようもありません。「ウンカ・ヨコバイ・キジラミ類図鑑」を見ると、前胸背の黒い斑点がスジコガシラウンカに似ている感じです。これかもしれません。

最後はカブラヤガだと思います。