「ミドリガメの雪国日記」へようこそ
◇ ごあいさつ ◇
共に2008年生まれのアカミミガメ、ヒョードル(オス)、かめっぱち(メス)との日々をつづっています。
◇ お 礼 ◇
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「むふ。」
「にこり。」
「ぐふ。」
「ぐふふふふふふっ。」
今日の身体測定
皇帝
甲長⇒145ミリ
体重⇒420グラム
ぱち
甲長⇒216ミリ
体重⇒1453グラム
special thanks バナー製作:ノラドラさん
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付録:ろーたすの館
震災の日。
チチと私はそれぞれの仕事に出ていました。
ムスメは、運転免許の最終試験を受けるため、JRとバスを乗り継いで秋田市の免許センターに。無事試験に合格し、ちょうど最後の手続きが終わろうとしているところに揺れがきたそうです。
幸い人も建物も被害がなかったのですが、バスとJRはストップしてしまい、多くの人が免許センターで「帰宅困難者」となってしまいました。
我が家から秋田市までは、60キロほどあります。仕事から帰ったチチが迎えに行くという方法も考えましたが、高速道はもちろん通行止め。信号やトンネルの灯りは停電で消えています。渋滞とガソリンの残量を考えると、秋田市への往復は厳しい状況でした。
「センターの人が、帰れないなら泊めてくれるって言ってるけど・・・」
ムスメからそんなケータイメールが入りました。
18歳。生まれて初めての非常事態です。
余震が続く中、だれひとり知り合いもいない場所で一晩過ごす心細さを思うと、親としても心配でないわけがありません。
とは言え、選択の余地がないのも事実でした。
「じゃあ、泊めてもらって」
「うん、わかった」
そんなやりとりをして、残り少ないケータイの電池を温存するため電源を切りました。
翌日、開いているガソリンスタンドを探しながら、ムスメを迎えに秋田市へ向かいました。
免許センターに着いてみると、もちろん業務はストップしているのですが、多くのスタッフが忙しく立ち働いています。センターへの泊まりを余儀なくされた人達のために、寝具の手配から食事の世話まで、スタッフの方々が親身に手を尽くしてくれたと、あとでムスメに聞きました。同じく帰宅困難者となった2歳年上のお姉さんと仲良くなったこともあり、安心して夜を過ごすことができたそうです。
ムスメにとってたしかに初めての試練ではありましたが、人の思いやりと温かさが身にしみた、3月11日でした。
改めて、今回の震災で失われた多くの命に、心から哀悼の意を表したいと思います。
そして、どうかひとりでも多くの人が、希望をもって明日を信じられますように。