今日は寒行さんが見えられ朝からドンドコドンドン団扇太鼓の音が鳴っておりました。
昨日搗いたかき餅を今日は切らなければ・・・。かき餅はタイミングが肝心。
空気の冷たい寒の内に搗き、硬さを見計らい薄く切っていく。そうそう並べるスペースも確保しなければね。
陽が差し込み暖かい広縁で作業を開始しました。
プラスチック製のもろぶたに入れた伸し餅を取り出し、かき餅切りでカンナをかける要領で薄く切っていく。そして重なったものをまとめて分割。このかき餅切りは姑が使っていたらしい。
なかなかこれにはコツがあるようで全てをこれで切ることはできない。今年は早くも窮地に立たされた。
新兵器の餅切り器(押し切り式)で頑張ってみようにも、新しいものが優れているかといえばそうもいかない。
結局、菜切り包丁で手切りとする。意外とこれが良い。
包丁をまっすぐ立てて、包丁の背を手で押さえながら自分の体重をかけて切るというもの。
全て切り終えると、寒行も終えて人の出入りの少ない座敷にカルタの要領で並べる。明日から何度か裏返しながら日にちをかけて乾燥させる。
床の間前には青大豆のかき餅も勢ぞろい。
こんな作業をしていると子どもの頃の両親が作ったかき餅作りを思い出す。
石臼で搗き、藁で結んで吊るしていたような気がする。10歳頃の淡い思い出。
・・・とすれば両親は40歳そこそこ・・・こんな物を食べながら懐かしいかき餅作り。
切りたてかき餅の切れ端はオーブントースターで焼けばぷっくり膨らみトロリまた一味違います。
< 若き日の父母を想いて寒の餅 >
昨日搗いたかき餅を今日は切らなければ・・・。かき餅はタイミングが肝心。
空気の冷たい寒の内に搗き、硬さを見計らい薄く切っていく。そうそう並べるスペースも確保しなければね。
陽が差し込み暖かい広縁で作業を開始しました。
プラスチック製のもろぶたに入れた伸し餅を取り出し、かき餅切りでカンナをかける要領で薄く切っていく。そして重なったものをまとめて分割。このかき餅切りは姑が使っていたらしい。
なかなかこれにはコツがあるようで全てをこれで切ることはできない。今年は早くも窮地に立たされた。
新兵器の餅切り器(押し切り式)で頑張ってみようにも、新しいものが優れているかといえばそうもいかない。
結局、菜切り包丁で手切りとする。意外とこれが良い。
包丁をまっすぐ立てて、包丁の背を手で押さえながら自分の体重をかけて切るというもの。
全て切り終えると、寒行も終えて人の出入りの少ない座敷にカルタの要領で並べる。明日から何度か裏返しながら日にちをかけて乾燥させる。
床の間前には青大豆のかき餅も勢ぞろい。
こんな作業をしていると子どもの頃の両親が作ったかき餅作りを思い出す。
石臼で搗き、藁で結んで吊るしていたような気がする。10歳頃の淡い思い出。
・・・とすれば両親は40歳そこそこ・・・こんな物を食べながら懐かしいかき餅作り。
切りたてかき餅の切れ端はオーブントースターで焼けばぷっくり膨らみトロリまた一味違います。
< 若き日の父母を想いて寒の餅 >