松本城本丸庭園における野外コンサート。
○日時 2007年8月3日(金) 19時05分~21時10分
○会場 国宝松本城本丸庭園特設ステージ
○出演 久石譲(指揮・ピアノ)
新日本フィルハーモニー交響楽団
林正子(ソプラノ)
松本ユース・クワイア(合唱)
中野市出身の作曲家、久石譲さん指揮とピアノ、新日本フィルによる野外コンサート。宮崎アニメや長野パラリンピックのテーマ曲。久石さん編曲による映画音楽などが取り上げられていた。
オーケストラの新日本フィルでは、コンサートマスターがサイトウキネン常連の豊島さん。
折しも、台風5号が接近。雨は一瞬パラついた程度で治まっていたが、風の影響が残ってしまった・・・。
久石さんのコメントで、ワールド・ドリーム・オーケストラのコンサートは今年で4年目。屋外でやったのは、1回目に大阪城で行ったのに続いて2回目。大阪城の際も台風が去りつつある時にあたってしまったそうだ。
松本では、強すぎない程度の風だったが、演奏者にとっては、とてもやりにくそう。
オケメンバーの譜面は、クリップで譜面台にとめて演奏。ページをめくる時は大変。そんな時に風が強くなったり・・・。途中ソプラノの林さんが登場。この時も、譜面台が風で倒れないように手を添えての歌唱。
野外のため、音響装置による大型スピーカによる音。風がマイクに当たり、スピーカからも風のざわつき音が・・・。
そのため、予定していたプログラムが一部取りやめになった。
(写真は25分間とった休憩中、トイレへ行く途中でステージ方向を撮影。演奏中は消灯していたが、客席を照らす照明がまぶしい。)
できれば屋外のコンサートホールで聴きたかったのだが、屋外コンサートとなったのは、松本市100周年の記念で大きくやろう、ということからか。
屋外の開放感ある雰囲気では十分音楽を楽しめないし、国宝の庭園をこんな大規模な仮設ステージつくって、5000人分もの折りたたみ椅子を設置してまでやる必要があったのだろうか。
野趣たっぷりで、ある意味新鮮な体験だったけれど、そんな疑問も・・・。