RED a knot

V系、スポーツ観戦、マンガ大好き社会人のブログです。特にDIR EN GREY、浦和レッズが好きです。

MERRY/エムオロギー

2017-09-20 12:00:51 | 音源紹介
 本日は今月リリースされたMERRYの最新アルバムを紹介します。前作NOnsenSe MARkeTから実に2年半ぶりのリリースとなった今作。正直シングル曲がパンチの効いた曲が無かったので今作はどうなるかなとちょいと心配でしたが安定のMERRY節炸裂の良曲揃いのアルバムに仕上がってましたね。

 アルバムの全体的な感想を一言で言うと聴き易いアルバムだなと言う印象ですかね。ガラが11曲全曲代表曲だと言えるのも納得のキャッチーなメロディーの曲ばかり揃ってます。これからMERRY聴き始めるって方にもオススメのアルバムになってると思います。後言えるのはライブ向けの曲が多いなって事ですかね。歌モノが平日の女位で後は激しめの曲ばかり揃っています。当分ライブに行けなそうなのが残念な位ライブ映えしそうな曲ばかりです。ライブ映えしそうな曲が多そうなだけに個人的にツアーで行けそうなのが横浜と日本青年館の2箇所だけなのが残念でたまりません。

 まぁあえて残念な部分を言うのであれば飛び抜けたキラーチューンが無いって事ですかね。アルバム全体としては良いけど特にこれがずば抜けてオススメと呼べる曲が無いのが残念。MASS CONTROL、犬型真性MASOCHIST、Black flag symptom、エムオロギー辺りはオススメですが梟や群青の様な突き刺さる様な感動は無かったし、千代田線デモクラシーの様な爆発的なインパクトがある曲は出てきませんでした。

 とは言えこれまでMERRYが培ってきたものものというのは満遍なく出されているとは思います。激しくキャッチーな曲が好きって方にはオススメのアルバムになっておりますので興味ある方は聴いてみて下さい。それでは簡単にではありますが1曲ずつ紹介していこうと思います。

「M」World Order・・・テツさん作曲のSE。割と近未来的要素とディスコ調のメロディーが印象的。Zombie Paradiseもそうでしたけどテツさんはこういう曲が好きなのかもしれません。

MASS CONTROL・・・ネロ曲。5月の野音で先行披露された曲ですね。ネロらしい荒々しさが売りのパンチの効いた曲。序盤のガラのシャウトが印象的。メロディーは淡々としていてどちらかと言うとスピード感を意識した曲に仕上がってますね。最後のCメロで盛り上がるのが結構ツボです。

犬型真性MASOCHIST・・・結生曲。インパクトのある曲のタイトルと違って曲はストレートなロック系の曲。結生のお得意なタイプの曲ですね。サビはちょっと切ない雰囲気のメロディーに仕上がってるのが良いですね。個人的にシングルカットするならこの曲かな。

gaudy・・・結生曲。序盤のガチャガチャしたギターがMERRYっぽい感じがしますね。サビで疾走するしコーラスも入るのでライブで聴いたら楽しそうな曲ですね。

平日の女 -A面-・・・結生作曲のシングル曲。哀愁感漂うメロディーを全面的に押し出し不倫をテーマに作られた今作唯一の歌モノ。ライブで散々聴いてきた曲ですが激しい曲揃いのこのアルバムの中では良いアクセントになっていると思います。
MERRY「平日の女 -A面-」MUSIC VIDEO Short ver.


Black flag symptom・・・健一曲。個人的にはこのアルバムを象徴する曲に仕上がってますね。とにかく激しい。イントロからテンション上がるしサビのメロディーもキャッチーだけどガラのがなる様な荒々しい歌い方がかなりインパクトあります。ポスト千代田線に近い曲はこの曲かも知れませんね。

傘と雨・・・結生作曲のシングル曲。人生や時の儚さを謳ったをテーマにした歌詞が印象的。MERRYお得意のレトロックさが全面的に出されていて今作のシングル曲の中では1番好きですね。シングルVerとから再録されていてアルバムん向けにより激しい雰囲気に変化してますね。
MERRY「傘と雨」MUSIC VIDEO Short ver.


F.J.P・・・ネロ曲。MASS CONTROLの様なシリアスな雰囲気は無くお祭り要素の強い激しい曲。サビの最後にお祭り騒ぎ日本!!と叫ぶ場面が印象に残りますね。

Happy life -reprise-・・・健一曲。幸福論をテーマに作られたシングル曲。ポップ要素の強いシングルVerやセンチメンタルな雰囲気の強かったAcosutic Verと打って変わってポップなメロディーは残しつつ疾走感重視のパンキッシュな楽曲に生まれ変わってます。ライブで聴いた時から思いましたが個人的にはこのVerが1番好きです。

SIGHT GLASS・・・結生曲。アルバムの中に1曲は含まれてる狂ってる感が全面的に押し出された楽曲。琴の音が含まれてるのが違和感しか感じないですね(笑)それでもサビのメロディーはポップになる所が面白い曲だなと思いました。

エムオロギー・・・結生曲。アルバムのラストを飾る壮大で爽やかな楽曲。メロディーもキャッチーで聴きやすいですね。陽の当たらない場所や閉ざされた楽園系統のでライブの終盤に重宝されそうな曲です。今ツアーに限らず当面ライブのラストを飾るのはこの曲になりそうですね。
MERRY「エムオロギー」MUSIC VIDEO Full ver.

lynch./SINNERS-EP

2017-06-08 13:45:31 | 音源紹介
 久々の音源紹介。先週リリースされたlynch.の新譜を紹介します。4人体制となってから1発目の音源になりましてベース担当は各曲にサポートメンバーが組み込まれてます。

 4人体制とは言え葉月、悠介と言うメインの作曲メンバーは変わらない為当たり前ですが大きく音楽性は変わってはいません。どうでもいい話ですがラスト2曲がDIES IRAE、SORROWとかつて葉月が在籍していたDEZATHGAZEと同名のタイトル曲が並んでるんですよね。EPのタイトルもSINNERSですし。まぁ特に意味はないと思いますが。

 今作に関してはKALEIDOとSORROWの2曲がとにかく素晴らしいです。KALEIDOは葉月がタイアップを狙ってたと公言してたのが納得出来るキャッチーなメロディーで聴き易いですしSORROWに至っては個人的にはlynch.の歌モノ楽曲の中でもTOP3に入れられるレベルの名曲に仕上がってます。悠介曲に関してはBE STRONG以降パッとした曲が出て来なかったので期待半分不安半分位の気持ちで聴いてたんですけど良い意味で2曲とも期待を裏切ってくれましたね。

 この2曲が際立ってましたが他の曲は良くも悪くもいつものlynch.と言う感じですかね。まぁ好みであるので問題ないのですが。リード曲のTRIGGERに関しては悪くないんですけどリード曲と考えると前作のF.A.K.EやEVOKEと比べると物足りなさを感じてしまうんですよね。

 4人体制となりましたが安定のlynch.節が聴けたのは何よりです。明徳が復帰するのかしないのかは正直わかりませんがこれからもlynch.らしさをぶらさずにこのまま突き進んで貰いたいですね。一先ずは野音でKALEIDOとSORROWを聴けるのを楽しみにしてます。では最後に簡単にではありますが1曲ずつ感想を書いていきますかね。

SIN・・・SE。この曲を含めて全曲でex.ギルガメッシュのЯyoがアレンジが入ってます。

TRIGGER・・・葉月曲で今回のリード曲です。LUNA SEAのJがサポートベースを担当してます。lynch.にしては珍しく激しめの曲で6分近くある曲です。かつてのシングル曲のLIGHTNINGの闇Ver的な曲みたいですが個人的な印象としてはMOONをよりキャッチーにした感じの曲だなと思いました。ちなみにMVにはJも出演してます。
TRIGGER feat. J / lynch.


BLACK OUT DESTROY・・・葉月曲で黒夢の人時がサポートベースを担当してます。サビ以外シャウト一辺倒でサビだけメロディアスになるV系王道的楽曲ですかね。イントロの「イェーイ!」はお馴染みと言った所でしょうか。サビのメロディーがちょっと短いのが残念。

KALEIDO・・・葉月曲でPay money To my PainのT$UYO$HIがサポートベースを担当してます。アップテンポな中で切なくキャッチーなメロディーで構成された名曲ですね。今作でシングルカットするなら間違いなくこの曲かな。葉月がこの曲でタイアップを狙ってると言うのも納得の出来です。

DIES IRAE・・・葉月曲でOUTRAGEのYOSHIHIRO YASUIがサポートベースを担当してます。lynch.最速のBPM♩=240のナンバー。シャウト一辺倒で押し通すある意味lynch.らしい暴力的な曲。TIAMATの後継になるのかな。

SORROW・・・悠介曲でMUCCのYUKKEがサポートベースを担当してます。夕焼けの海辺で聴きたくなる様な哀愁感漂うロックバラード。とにかく切なく聴いてると泣きたくなる様なメロディーが素晴らしいです。悠介節炸裂のナンバーですかね。個人的にはforgiven、ETERNITYと並ぶlynch.の名バラードの仲間入りです。

MERRY/傘と雨

2017-02-24 11:43:10 | 音源紹介
 ライブ当日にはなってしまいましたが今月リリースされたMERRYの最新シングルを紹介しようと思います。

 タイトル曲の傘と雨は結生作曲の哀愁歌謡ナンバーです。平日の女よりもロック要素の強い楽曲に仕上がってますね。タイトルに雨が入ってる通り切なさを重視したメロディーがかなりツボですね。ガラも力強く歌うというよりは柔らかくしっとりと歌う事を意識してるかなと感じてます。サビでの盛り上がりはシングル曲にしては欠けているのがちょっと物足りなさを感じてしまいますがそれを差し引いても過去2作のシングルよりもMERRYらしさが出てて個人的には好きです。

 傘と雨 -Acoustic version-はタイトル曲のアコースティックVerとなってます。アコーステックらしくしっとりとした雰囲気且つより切なさを重視したメロディーに仕上がっていてこのVerも好きですね。
 
 Happy life -幸福論 Acoustic version-は2015年8月にリリースされたシングルのアコースティックVerですね。昨年のライブではこのVerでワンマンイベント問わずラストに披露される事が多かったです。傘と雨以上に聴かせる事を重視したナンバーに仕上がってまして原曲よりも初夏に聴きたくなる様なノスタルジックな雰囲気が滲み出てて結構好きです。曲の締めはライブ同様原曲にはない「Happy life」と叫んで終了してます。

 Zombie Paradise ~地獄 DISCO mix~はアルバム「NOnsenSe MARkeT」に収録されてる同ナンバーのリミックスVerですね。この手のリミックスはあまり好きではないんですけど原曲がディスコ要素の強い曲ではありますので意外としっくりと聴けちゃう感じです。

 ポップ要素の強いHappy life、歌謡曲ナンバーだけど狙いすぎな感じが否めなかった平日の女の後のシングルでしたので若干不安もありましたが傘と雨はよりMERRYらしさが出てる哀愁ロックという感じの曲に仕上がってたので個人的には良かったです。梟や千代田線デモクラシーの様な激しい曲はアルバム曲で期待する事にします。最後に傘と雨のMVを貼っておきます。切ないナンバーが好きな方にはオススメの曲です。
MERRY「傘と雨」MUSIC VIDEO Short ver.

fripSide/white forces

2016-02-27 01:38:39 | 音源紹介
 本日は今月リリースされたfripSideの最新シングルを紹介します。

 タイトル曲のwhite forcesはTVアニメ「シュヴァルツェスマーケン」のOPとなってます。レールガン系の派手な雰囲気の楽曲ではなく全体的にシリアスさを重視した楽曲になってますね。ナンジョルノも終始落ち着いて歌ってる感じがします。切ない感じのメロディーは好きだけど盛り上がる部分は少なめなのがちょっと物足りなさを感じさせますね。

 カップリング曲の1983- schwarzesmarken-はPCゲーム「シュヴァルツェスマーケン 紅血の紋章」のOPとなってます。タイトル曲がアニメでカップリング曲がゲームのOPとなってるみたいです。雰囲気は同じ様ですがこちらの方が従来のfripSideらしいアッパー系の楽曲に仕上がってます。リズミカル且つキャッチーなメロディーで聴きやすいですね。最後のサビで更にもう1段階盛り上がりを魅せてくれるのが個人的にはかなりツボです。

 そんな訳で今回はカップリング曲の1983- schwarzesmarken-がかなりツボです。タイトル曲も悪くないけど前作のTwo soulsの方が個人的にはかなり良かったかな。まぁfripSideのシングル曲は1枚飛ばしでツボな曲がくる事が多い(Sister's noise、black bullet、Two souls)ので次回作を楽しみにする事にします。では最後にwhite forcesのMVを貼っておきますので興味ある方は聴いてみて下さい。
fripSide / TVアニメ『シュヴァルツェスマーケン』OPテーマ 「white forces」MV short Ver


MERRY/平日の女

2016-01-31 00:53:43 | 音源紹介
 本日は今週リリースされたMERRYの最新シングルを紹介します。

 平日の女-A面-は結生作曲の歌謡曲要素の強い歌モノ。タイトル曲が結生曲でくるのは夜光以来、歌モノだとメリー時代の冬のカスタネット以来となりますね。ここ最近ハードな楽曲が続いてた中で初心に戻ってMERRYのもう一つの持ち味である哀愁歌謡ロックの良さを出してきたって所でしょうか。壮大に盛り上がる曲では無いけど終始俺好みの綺麗なメロディーを聴かせてくれます。最後の大サビの切なさ全開のメロディーになる箇所が1番好きです。

 平日の女-B面-はA面と歌詞は同じだけど異なったメロディーで展開されてます。A面よりはスピーディーな流れになってるけど激しいって言える程では無いかな。切なさ全開のA面と違ってB面はより明るくよりキャッチーなメロディーになってますね。どことなく90年代初期にありそうなメロディーに仕上がってますのでA面と同じ位好きです。

 Hide-and-seek【LIVE】は去年10月に行われた女性限定ライブ内で披露されたテイクですね。平日の女の曲調に合わせて歌モノを入れたって感じだと思います。ライブではお馴染みの曲前の即興の歌も入ってるのが特徴ですね。女性限定ライブを意識したガラの語りを入れた即興曲もライブテイクならではなので聴き応えあると思います。

 T.O.P【LIVE】も同ライブで披露されたテイクです。ライブでは主に終盤で披露されるお馴染みの楽曲なのでMERRYのライブに行こうと思ってる方は是非聴いておきたい曲ですね。ネロの滑舌の悪いMCやガラの「女!」煽りも入っていて盛り上がってる雰囲気がひしひしと伝わってきます。

 前回のシングルで幸福論(Happy life)を唱えたバンドが今度は不倫をテーマにした曲を歌うという振り幅の広さは良くも悪くもMERRYらしいと思います。梟や群青の様な疾走系の曲を期待してると物足りなさを感じるかもしれませんが哀愁歌謡というMERRYのもう一つの良さが出てる曲ではありますので色んな方に聴いて貰いたいですね。

 では最後に平日の女-A面-のMVを貼っておきますので良かったら聴いてみて下さい。
MERRY「平日の女 -A面-」MUSIC VIDEO Short ver.