RED a knot

V系、スポーツ観戦、マンガ大好き社会人のブログです。特にDIR EN GREY、浦和レッズが好きです。

DIR EN GREY 5/24 TOUR2013 TABULA RASA -揚羽ノ羽ノ夢ハ蛹- at 渋谷公会堂

2013-05-25 00:00:51 | ライブレポ

DIR EN GREY 5/24 TOUR2013 TABULA RASA -揚羽ノ羽ノ夢ハ蛹- at 渋谷公会堂
SET LIST
SE.狂骨の鳴り
1.霧と繭
2.Unknown.Despair.Lost
3.OBSCURE
4.かすみ
5.輪郭
6.Bottom of the valley
-INWARD SCREAM-
7.DIABOLOS
8.mazohyst of decadence
9.Deity
10.MACABRE
-INWARD SCREAM-
11.鴉
12.業
13.Unraveling
14.冷血なりせば

EN
15.JEALOUS -reverse-
16.羅刹国
17.激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇
18.THE FINAL

 DIR EN GREYにとって15年ぶりとなる渋谷公会堂でのライブに行ってきました。個人的には一昨年8月のDELUHIの解散ライブの渋公でしたが名義が変わってからは初めて来ました。余談ですがツィッターで増田さんが彼等がC.C.Lemonホールでライブをやる事はなかったと呟いてましたね。

 約5分遅れで暗転し、SEまではいつもと同じで終わる事に本日のツアータイトルがスクリーンに表示されてました。霧と繭のイントロがなった後に京さんは出てきましてしょっぱなから「渋公!!」と煽ってました。1、2曲目は再録で変貌してるとは言え何と15年前の渋公ワンマンと同じ流れだったみたいです(霧と繭は惨劇の夜という霧と繭の前身の曲で歌ってたみたいですが)。その辺りは意識してセトリ作ったのでしょうね。

 かすみからは歌モノの流れだったんですけど京さん病み上がりだったせいか高音がイマイチ出ていませんでしたね。本人もそれを感じてイラついていたのか輪郭の歌い終わりに何か投げつけてました。Bottom of the valleyはTDCの時以上にToshiyaのイントロのベースソロを長めにとってた気がしますがあーゆう形でToshiyaにスポットライトが当たる形が少ないので新鮮な気分で観れました。DIABOLOSは個人的には今ツアー初でした。「人間を辞めろ」という台詞前までは密と唾の時の様にマント被ってステージを背に向け歌ってその表情をスクリーンに映し出すという手法を使ってました。だんだん京さんの表情が厳しくなっていく姿が迫力ありました。この後はマゾヒスト、Deityという流れでしたが好きな曲ではないのでスルーします(笑)

 この後に本日のメインとなるMACABREを披露してくれました。イントロ時は中々大きな歓声が湧いてました。Dieの前にはギターが2本用意され何と3本のギターを使い分けながら演奏してました。Shinyaが細かくドラム叩いたり、ギターソロではDie、薫がそれぞれ演奏してる際にスポットライトが当たる等16分という長さを感じさせない演出と見せ場の多さでしたね。マゾヒスト、Deityで若干飽きかけてた俺の心をあっという間にライブの世界に引き戻してくれました。その後のお経ではMACABREを意識した様な生まれかけの鳥の様な動きを見せてくれました。

 お経明け1曲目は鴉でようやくライブで聴く事が出来ました。ライブの方がより濃い曲に仕上がってるなと思いました。この後は業、UnravelingとTHE UNRAVELING収録曲を立て続けに披露してくれました。Unravelingの途中で京さんがステージ前ギリギリまで出てきて「もっと愛してくれ!」と叫んでました。本編ラストは冷血で曲途中で珍しくDie、薫、Tosiyaの3人共上手にくるという形になってました。曲が終わり京さんは最後までステージ残っててフラフラな状態ながら客席に向けて中指を立てながらはけていきました。

 アンコールはまず京さん1人だけ出てきたのでこれはTHE FINALのアンプラくるかと思ったら予想は外れJEALOUS -reverse-でした。この曲でも超感動ですよ!THE MARROW OF A BONEの初回盤購入者限定プレミアムライブ以来ですかね。そしてこの曲も前回の渋公ワンマンのアンコ1曲目(当時はシングルVerで披露)で披露されたみたいです。ここもやっぱ意識したんだろうなぁ。京さんも涙声になったり、途中でマイクを胸に叩きつけてたりと感情全開に込めて歌う姿はカッコ良かったです。JEALOUSが終わるとメンバーが出てきてShinya、Die、ToshiyaはツアーTシャツ着て出てきたんですけど薫だけ緑色のシャツを着てました。何かなと思ったらhideのTシャツを着てたみたいです。前回の渋公ワンマンの時にhideが観に来る予定だったらしいんですけどその直前に亡くなってしまい来て貰えなかったので15年越しにhideに観て貰うという意味を込めて着てたのかも知れません。

 そして京さんからはいけるかーの煽りから「後ろ!」→(上手指して)「そこー!」→(下手指して)「お前!!」→(中央指して)「おい!!」と煽ってからの羅刹国でした。ここで本日2回目の「渋公!」煽りもありましたね。激闇前には「お前等の声響かせてくれ!」と煽ってました。サビは殆ど客席に歌わせてましたが「Dive like hell and destroy」のアカペラのシャウトは今まで以上に迫力あったと思います。ラスト前に「俺等と一つになれるのか!」と煽ってからのTHE FINALでした。ここまでTHE UNRAVELING収録曲全部やってたのでやるとは思ってましたけどやっぱ最後この曲だと感極まるものがありますね。「生きてる理由」と「何故に笑えない」の部分は久々にシャウト気味に歌ってました。サビの部分はほぼ歌わせてましたが大好きな曲なので全力で歌わせて貰いました。未遂の蕾を咲かせる場面はいつも以上に長めに咲かせ、終わった後は京さんはスパっとはけていきました。

 マゾヒスト、Deityが続いた時はどうなるかと思いましたが、MACABREはカッコ良かったし、THE UNRAVELING収録曲は全部聴けたし、超久々のJEALOUS聴けたし、98年の渋公ワンマンを意識したセトリ等見所満点のライブでした。ラストにTHE FINALで締めてくれたのも嬉しかったです。京さんは病み上がりというのがすぐにわかる位フラフラだったり、辛そうな場面が結構あったんですけどそれでも歌いきる歌い手としての精神力の強さを改めて見せつけてくれました。本当お疲れ様でした。ゆっくり休んで貰いたいです。

 こんな感じでレポ終了です。参戦された方々お疲れ様でした。レポ読んで下さった方々もありがとうございました。