RED a knot

V系、スポーツ観戦、マンガ大好き社会人のブログです。特にDIR EN GREY、浦和レッズが好きです。

8/31 浦和レッズVSアルビレックス新潟 at 埼玉スタジアム2002

2013-09-01 01:50:02 | レッズ

 久々の連戦観戦となったこの試合。選手達から今日は4万人来てほしいという要望と言う名の宿題が出てましたが入場者数は40,372人とギリギリで達成ですね。アルビサポもかなり来ていただいたのも大きかったです。試合前のスタメン発表時に達也の名前がコールされるとレッズサポから大きな拍手が起きてました。

 試合は前節の大敗+中2日での試合の影響からかアルビレックスペースで進みました。開始直後の達也のミドルは枠内だったし、あわやオウンゴールの場面、田中亜土夢、達也にそれぞれGKとの1対1の場面を作られるも加藤が何とか防いで失点は免れました。レッズは相変わらず自軍内での横パスしか回せず、苦し紛れのロングパスも精度が低い且つ興梠が相手DFにつぶされ起点になれず両サイドも動きが低調でパスが中々回らない状態でした。久々スタメンのマルシオが何とか相手陣内にボールを運ぶも柏木がボールロスしたり、ラストパスの精度が低い為前半は決定機は殆ど作れませんでした。正直マリノス戦と出来は変わりませんでしたが幸いマリノス戦の様にPA内で致命的なミスが無かった事と幸いアルビレックスに俊輔とマルキーニョスがいなかった為前半は0-0で凌げました。

 後半は多少レッズもボールを回せる様になりマルシオのパスから那須のミドル、マルシオのロングシュート、更には後半途中から出場した原口も強烈なミドルを放つ等チャンスを作り、そして後半17分に柏木のスルーパスに抜け出した興梠が見事なループシュートを決めてレッズが先制しました。GKとの1対1があまり得意でない興梠ですが今回はGKの動きを良く見て落ち着いて決めてくれましたね。前半全くチャンスに絡めなかった2人がゴールを演出とはサッカーの流れってわからないものですね。

 先制して更に勢いに乗るかと思いましたがここでガス欠したのか完全にトーンダウン。柏木、マルシオが交代してしまったためボールを落ち着いて回せる選手がいなくなり、前半以上にロングパスが増え、面白みの無いサッカーへと変貌。カウンターから何度かチャンスを作るも梅崎がGKとの1対1を豪快に外す等追加点は奪えず。ただアルビレックスもエースの川又をレッズ守備陣が上手く抑えてた為後半は決定機を作れず最後はお互い中2日での試合の影響がモロに出て運動量は激減し、1点差ならではのハラハラした展開もなく決定機を確実にモノにしたレッズが1-0で勝利しました。

 相変わらず自軍でのパス回しを徹底的に狙われて今日も自軍内で奪われピンチを招く場面もチラホラ。今日は珍しくプレスをかわす為にロングキックを多用してましたが興梠はキープ力はあれど上背はないだけに中々キープも出来ません。この暑さの中で短い期間での試合が続いてだけに動いてパスコースを増やせないのが原因なのか、相手に研究され尽くしてパスが回せないのか。前者なら幸いにもここからは連戦が無くなり、気温も下がってきますので運動量も増えてくるので解消されるかと思いますが、後者なら動き方や縦パスの精度等新たな戦術を増やさないといけませんね。

 個人的には贔屓目抜きにしても原口か梅崎はスタメンで起用するべきだと思います。この2人が欠場するとドリブルで局面を打開出来るメンバーがいなくなり、パスコースが塞がれるとチャンスが作れなくなるのが現状です。調子の良し悪しもあるかと思いますが2人はなるべくスタメンで起用してもらいたいです。勿論ミシャにそういう選択をしてもらえるよう2人に更なる奮起を求めないといけないんですけどね。

 個人的には値千金のゴールを決めてくれた興梠を高く評価したいです。苦しい試合でゴールを決めてくれるというストライカーならではの結果を残してくれました。去年だったらここで決めきれず引き分け、もしくは負けていたかもしれません。これで今季9点目、二桁と言わず15点位決めて貰いたいですね。

 内容は乏しかったんですけどマリノス、サンフレッチェが敗戦してる以上前節の敗戦を引きずらず勝利出来たのは大きいと思います。これで2位に浮上し、首位マリノスとの勝ち点差は1に縮まりました。ナビスコ杯も勝ち残ってますし、天皇杯もありますので3冠の可能性も充分残ってます。ここからは平日の試合も減りますので疲労面の負担は軽減されると思います。マリノス戦の様なパス回し時の致命的なミスさえしなければそんなに負ける事もない気がするんですよね。ただ相手はレッズのミスを執拗に狙ってくると思いますのでここからが出来る限りミスを減らすプレーを心がけてもらいたいです。

 達也についても触れておきます。開始直後に強烈な無回転ミドルを放ったり、レッズ時代と変わらないハイプレス等彼らしさは出してたと思います。GKとの1対1をミスキックしてしまう辺りも彼らしいなと思いました。(苦笑)プレスかけすぎてイエロー貰ってしまい、前半38分で交代してしまいました。戦術的な理由で交代らしいんですけど変わった岡本は良いとこ全くなかっただけに後半開始まで交代まっても良かったんじゃないですかね。まあ久々に達也のプレーを観れて良かったです。

 では最後に出場した選手を個別にコメント付き採点を付けていこうと思います。かなり主観が入ってますので暇潰し程度に見ていってください。

GK:加藤 6.0・・・前半の決定機はよく防いでくれましたがキックの精度が悪かったです。
DF:森脇 6.5・・・攻守に安定。後半には惜しいミドルも放ちました。
那須 6.0・・・体を張って川又を抑えてました。
槙野 6.0・・・那須とともに川又封じに貢献。攻撃面は自重。
MF:平川 5.0・・・疲労がたまってるのか攻守に存在感が出せませんでした。
阿部 5.5・・・守備では体を張ってましたが攻撃の起点としてはイマイチ。
鈴木 6.0・・・積極的なサイドチェンジと左サイドの突破が目立ちました。
宇賀神 5.0・・・平川よりボールは貰えてましたがチャンスは作れませんでした。
柏木 5.5・・・スルーパスは見事でしたがそれ以外が・・・って感じです。
マルシオ リシャルデス 6.0・・・久々スタメンで積極的なボールタッチや惜しいミドル等らしさを出してました。
FW:興梠 6.5・・・相手DFの厳しいマークに遭いましたがFWとしてきっちり結果を残しました。

Sub:原口 6.0・・・投入直後の強烈なミドルが惜しかったです。個人的には原口、マルシオの2シャドーがみたいです。
山田(暢) 6.0・・・苦手な夏ですがミス無く無失点に貢献してました。
梅崎 5.0・・・終了間際の決定機は最低でも枠に入れて貰いたかったです。