埼スタでは5月のガンバ戦以来の観戦だった訳ですが残念ながら広島相手に逆転負けをくらってしまいました。リーグ戦の無敗記録も19で途切れてしまいました。まあレッズは何度もあったチャンスを悉く外してただけに敗戦という結果にも納得するしかないんですけどね。
高木のPK失敗に始まり、その後関根のゴールで先制するも前半には関根と宇賀神の決定機は防がれ後半も高木、興梠、柏木が外し追加点が奪えず。特に柏木のチャンスは無人のゴールに押し込むだけのもの。苦手な右足でのキックとは言えあれを外されたら勝てるものも勝てません。
そして嫌な流れになった途端広島のカウンターをモロに喰らって浅野と青山に決められ逆転。青山のゴール浅野の突破のこぼれ球から生まれたゴールなので実質浅野のゴールと言っても過言ではないでしょう。浅野1人に槙野以外スピードがあるとは言えない守備陣が翻弄され続けてました。まあ先に2点目を決めておけばもう少しラインを低く設定してあれだけ膨大なスペースは作らせなかったと思うんですけどね。
決定力はこればっかりは練習あるのみなのでとやかく言いませんが納得出来なかったのは高木のPK。確かに彼が得たPKですし、ここまで結果が出てなかったと言う事実から彼に決めさせたくなる気持ちもわかりますが、首位攻防戦という大一番の序盤の先制ゴールのチャンスを彼に任せるという温情采配は如何なものでしょうか。去年も終盤の鹿島戦でそれまで結果の出てなかったマルシオに温情PKを蹴らせて失敗したのをもう忘れたんですかね。そして今回も高木も外してしまった訳ですし。ここは本来キッカーの興梠か阿部に蹴らせて確実にモノにしてプレッシャーが緩くなった段階で高木にチャンスを与えるという選択をして貰いたかったです。
試合終了後は号泣状態だった高木。確かにPK含め3回の決定機ミスは残念でしたが足下の技術とチャンスメイク力の高さは見せてくれました。実際関根と興梠へのラストパスはお見事でした。武藤との相性も李やズラタンよりも良かったし、梅崎も好不調のムラが激しいのでチャンスはまたくると思います。次はPKではなく流れの中から皆が望んでるレッズ初ゴールを決めて貰いたいですね。
試合前に鮮やかな虹が見れたり、元レッズの選手、監督を務めたギド・ブッフバルト氏も訪れてたりと試合以外にも見所が多かったです。まあ負けてしまったものは元に戻せないので気持ち切り替えて次節の名古屋戦きっちり勝利して貰いたいです。