DIR EN GREY 10/10 TOUR2012 IN SITU-「a knot」LIMITED- at SHIBUYA-AX
SET LIST
SE.狂骨の鳴り
1.THE BLOSSOMING BEELZEBUB
2.流転の塔
3.OBSCURE
4.滴る朦朧
5.密と唾
6.DIABOLOS
-INWARD SCREAM-
7.「欲巣にDREAMBOX」あるいは成熟の理念と冷たい雨
8.DIFFERENT SENSE
9.獣慾
-INWARD SCREAM-
10.AUDIENCE KILLER LOOP
11.BUGABOO
12.HYDRA-666-
13.GRIEF
14.冷血なりせば
EN
15.VANITAS
16.秒「」深
17.羅刹国
18.激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇
DIR EN GREYの活動再開後最初のライブに行ってきました。整番が1450番台でしたので後ろで観てましたが開演直前に大規模な押しがあり、前の方はかなりパンパンになったおかげで後ろでかなり余裕を持って観てました。開演はかなり遅く20分遅れて暗転しました。やはり京に対する声援はいつも以上に大きかったですね。京の服装は上下黒で統一されていて髪も黒髪になってました。Dieはフード付きのパーカーっぽいの着てて最初はフード被って演奏してました。Shinyaは少し髪切った気がしますね。ドラム叩いてる姿がちょっとYOSHIKIみたいでした。ToshiyaはSMの女王様がつけてそうなサングラス掛けててちょっと面白かったです。薫はいつも通りの服装でした（苦笑）ステージセンターには1月のライブ同様白いカーテンに包まれた丸い空間が用意されてました。
1曲目はSEからの流れでのベルゼバブで一応俺の昨日の予想は間違ってなかったという事になりますね。映像が大量の虫や二足歩行の豚が出てきたりと結構気持ち悪かったです。流転の塔のサビがきっちり出てた辺り京の声の調子はかなり良くなってるんだなと思いました。流転の塔時のは映像は海の中の綺麗な雰囲気の映像で前の様なグロい感じの画像はなかったです。OBSCUREは個人的には割と久々にライブで聴きました。サビ前以外にもオイオイコールやるとこ増えたんですね。滴る朦朧は目玉をくり抜いた様な映像でこれまた気持ち悪かったです。
ようやくライブ初披露となったDIABOLOSはメンバーもファン側も試行錯誤しながらのやってるって感じでした。VINUSHKA程わかりやすい曲じゃないからライブで馴染むのは難しそうです。最初のお経時に丸いカーテンが取れてまた大歓声が湧きました。欲巣にDREAMBOXとDIFFERENT SENSEはセットで披露ってのがお馴染みになりましたね。ただこの2曲の流れは嫌いじゃないです。DIFFERENT SENSE辺りでようやく京が「お前等の汚い声聞かせてくれ！」と煽ってた気がします。京の声の調子が良かったのかToshiyaが抑え気味だったのかわかりませんが前よりサビのクリーンボイスが聴き取りづらくなかったです。まぁ後半は結構歌わせてましたけどね。お経時にお立ち台下に何本も手が動いてたんですけど終わった後も手だけお立ち台下に残ってて違和感ありまくりでした。
AUDIENCE KILLER LOOPは意外なチョイスでしたが京があまり歌っていなかったので印象に残りませんでした。HYDRA、GRIEFの流れで今までちょっと冷め気味だった空気がようやくあったかくなりましたね。ここでやっとDIRのライブっぽくなったなと思いました。GRIEFで薫が上手に来てくれたと思います。本編ラストは冷血締めでした。久々にShinyaの印象的なイントロのドラムを観る事が出来て良かったです。曲自体も以前より拒否反応は無くなりましたね。
アンコール1曲目は何となく予想は出来ましたがこちらもライブ初お披露目となった
VANITASでした。ようやくライブで聴けましたね。京は歌詞覚えてないのか入るタイミング間違えたりずっと斜め下見て歌ってたからもしかして歌詞見ながら歌ってたのかなとも思ってしまいました。と言ってもサビでもしっかり声出てたし、薫とDieのギターソロは鳥肌立ちそうな位カッコ良かったので聴けて良かったです。VANITAS時の星いっぱいの夜空の映像が流れて綺麗でしたがDIRっぽくないなと思いました。曲の雰囲気には合ってたんですけどね。後スクリーンにメンバーの今のオフィシャルのアーティスト写真の画像が1人ずつ出てきてました。
次に輪郭くるかなと思ったらまさかの秒「」深でした。曲自体は途中で気付いたんですけど後で確認したらMISSA版の秒「」深でメロディーを京がデスボイスに変えて歌ってたんですよね。最初は輪郭は激しい系なのかと思ってましたがまさかのチョイスに驚いてしまいました。曲途中で京が上手に来てまさかの投げキッスをして上手側は大騒ぎでした。後はスクリーンにShinyaを中心にメンバーが映し出されてましたね。羅刹国では京がこの日初めて「女！」、「男！」煽りがありました。ラスト前に京が「久しぶりです。特に何も言う事ないけど」一言だけ話してくれました。久しぶりですと敬語使った後に何も言う事ないけどという辺り京っぽいなと思いました。その後女煽り3回、男煽り1回やってラストの激闇に入りました。サビは最初は全部客側に歌わせて残り2回は前半客、後半京が歌う感じでした。
18曲は少ないかなとも思いましたが京が病み上がりという点を考えたらしょうがないのかなと思いました。輪郭、霧と繭も披露はなく、このタイミングで歌わないって事は初お披露目はファイナルの国際フォーラムもしくは本日発表された12/4、6の新木場の追加公演で披露する可能性が高そうですね。こんな感じでレポ終了です。参戦された方々お疲れ様でした。レポ読んで下さった方々ありがとうございました。
はいここからは愚痴です。気持ち良くライブ見れた方はここから先は読まない事をおススメします。
正直言ってa knot完全限定ライブと謳う程のライブだったんですかね。特別な曲は一切なく俺が苦痛しか味わえなかったAGE QUOD AGISツアーにDIABOLOSとVANITASを加えただけのライブとしか思えませんでした。特別な曲はともかくせっかく年明けの東名阪ワンマンで歌モノ復活したと思ったらまた歌モノ軽視のセトリになってしまってがっかりですよ。VANITAS聴けたのは良かったんですけどそれ以外なしってのはガッカリしました。DUM SPIRO SPEROメインのセトリが悪い訳じゃないんですよ。と言ってもこのアルバムメインのツアーは去年やってるんですからもう少し他のアルバムから選曲しても良かったと思います。更に脇を固めるのがBUGABOOとか密と唾じゃあテンションは上がらないです。マゾヒスト無くなっただけマシですがこの2曲やるなら歌モノ入れて貰いたいです。
今日のライブは映像化されるらしいですが100%買わないと思います。だってa knot完全限定ライブと呼べるライブになってない訳ですからね。DIR EN GREYは大好きなバンドですし、これからもライブ観ていきたいと思いますがハッキリ言って今のDIRはそこまで好きじゃないです。MERRYとライブ重なったら迷わずMERRYのライブを優先させると思います。
とりあえずチケットを確保してるツアーファイナルは行きますがその他のどちらか行く方向で考えてた横浜と大阪のライブは白紙に戻します。更には本日発表された新木場での追加公演も行かない方向で考えてます。仕事休みだったら考えますが休みの希望を出してまでは行かないです。
チケットの競争率の高いライブ行ってこんな事書いてたら行けなかった方に失礼だとは思いますが書かずにはいられませんでした。気分を害された方いましたらこの場を通じて謝罪いたします。申し訳ございませんでした。
