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個人的には2008年のガンバ戦以来のACL観戦でした。試合中は常に雨が降ってる状態でしたが俺の席はギリギリ屋根が重なる席でしたのでに殆ど濡れずに観戦できました。
前半はレッズがボールこそ支配してましたがクロスの質(特に宇賀神)が良くなかったり、相手の球際の強さのせいで中々チャンスが作れませんでした。広州恒大はボールを奪ったらすぐに前線にボールを回すというシンプルなサッカーでしたがバリオス、ムリキという2人の強力なストライカーがいるだけにボールが彼等に回るだけでビクビクする様な状況でした。1本危ないミドルがあったんですけどそれは加藤が上手く防いでくれました。
やや広州恒大ペースで進む序盤でしたが啓太の縦パスを受けたマルシオがPA内で相手に倒されてPKを得ました。劣勢の状態でしたがマルシオが良い位置でボールを受けれたのは大きかったですね。所がそのPKを阿部が外してしまい、先制ゴールを奪う事が出来ませんでした。キャプテン且つ絶対的PKキッカーの彼の失敗は痛かったですね。阿部も失敗の影響か以降はパスミスが目立ちました。
その後は再度広州恒大ペースになってしまい、ムリキにGKとの1対1の状況を作られましたがこれも何とか加藤が防いでくれました。しかし、前半37分に森脇がムリキにボールを奪われそのスルーパスに抜け出したバリオスが加藤を交わして決められ先制点を許してしまいました。失点後はレッズも巻き返しマルシオのミドルや槙野が宇賀神との連携で上手く抜け出してドリブルからシュートを放つもどちらも相手GKに防がれ、前半は0-1で終了しました。
後半に入ると前半以上にレッズゴール裏からの声援が大きくなりました。そしてそれに後押しされるかの様に選手たちも前半以上に攻めの意識が高くなっていきましたね。それが報われたのが後半7分に槙野のクロスのこぼれ球を拾った平川のシュートを興梠がコースを変えて同点ゴールを決めてくれました。前半は厳しいマークに苦しんだ興梠ですが彼らしいゴールで流れを変えてくれました。同点後も更にレッズペースは続き後半20分には槙野のクロスを阿部がスライディングで押し込んでPK失敗を帳消にする逆転ゴールを決めてくれました。PK失敗後もパスミスやボールロストが目立ってましたがこのゴールで吹っ切れたのかその後は落ち着いたプレーを見せてくれました。更に後半21分にカウンターで抜け出した興梠がPA内で倒されて今日2回目のPKを得ました。これを今日キレキレのマルシオが左隅に決めて何なく3点目を奪いました。優勝候補の中国王者相手に14分間で3点を奪う猛攻で見事に逆転してくれましたね。
その後は審判の判定に抗議したリッピ監督が退場するという事態になりました。かつてはイタリア代表、ユベントス、インテルを率いた名称でスクリーンにも何度も映し出されてましたがこんな珍しい出来事が観れると思いませんでした。その後は広州恒大の猛攻が続き後半41分にはFKからムリキのに押し込まれて1点差になりました。ただ最初線審はオフサイドフラッグを上げてたんですけど何故か主審が覆してゴールを認めるという納得できない判定でした。この辺りから主審の判定に粗が目立ちだしてロスタイムには暢久の突破を相手選手が無理矢理止めたにも拘らず何故か暢久にイエロー、更に止めた選手がキレて暢久を吹っ飛ばして一発退場。相手も主審も何考えてるかわからないって感じでしたね。
最後は荒れた試合になりましたが何とか逃げ切り3-2で勝利してさいたまダービーで敗れた嫌な流れを払拭し、尚且つグループリーグ突破に望みを繋ぎました。去年くらいからですが先制されても何とか出来るって感じはありましたがアジアの強豪ライブ相手にそれを実現出来たのは大きいと思います。
今日目立ってた選手はマルシオと槙野でしたね。マルシオは鋭いシュートを連発する等久々にキレキレの彼のプレーを観る事が出来ました。怪我で出れなかった原口、今日良くも悪くも目立たなかった柏木もうかうかしてられない状況になりましたね。原口の回復状況次第ではリーグ戦でもそのまま先発でプレーする可能性も高そうです。槙野は1、2点目に絡み、守備でも体を張ったプレーで相手の辺りの強さにも負けてませんでした。本当頼りになる男ですよ。
最終節勝利しても広州恒大対全北現代の結果次第では敗退が決める自力突破の可能性はない厳しい状況ですがまずは勝利して他会場の結果を祈るような状況に持ち込みたいですね。そしてこの勢いをリーグ戦でも続けられる様に土曜日のエスパルス戦でも勝利して貰いたいです。では最後に出場した選手を個別にコメント付き採点を付けていこうと思います。かなり主観が入ってますので暇潰し程度に見ていってください。
GK:加藤 5.5・・・決定機を2回防いでくれましたがそれ以上にキックの精度の不安定さが目立った試合でした。
DF:森脇 5.0・・・失点につながった前半のミスは軽率でした。
那須 6.0・・・バリオスの対応に苦しんでましたが失点以外は上手く抑えてました。
槙野 7.0・・・攻守ともに躍動感のある動きを見せてくれました。前半のシュートが決まってれば更に良かったんですけどね。
MF:平川 6.0・・・前半は大人しい感じでしたが後半はアシストを境に去年を彷彿とさせる突破を何度も見せてくれました。
阿部 5.5・・・逆転ゴールは見事でしたが、それ以上にPK失敗後のミスの多さが気になりました。
鈴木 6.0・・・前半のPK獲得に繋がるマルシオへの縦パスはお見事でした。
宇賀神 5.5・・・前半はクロスの精度の低さが目立ちました。それ以降は槙野のオーバーラップのサポートに徹してました。
柏木 5.5・・・疲れも溜まってるのか可もなく不可もなくの無難なプレー。一度原口、マルシオの2シャドーが見てみたくなる出来でした。
マルシオ リシャルデス 7.0・・・PKとは言え今日のキレの良さに更にゴールと言う結果を添えられたのが良かったです。
FW:興梠 6.5・・・流れを変える同点ゴールにPK獲得。FWとしてきっちり結果を残しましたね。
Sub:山田暢、関口、阪野・・・プレー時間が短い為採点不能。ただ暢久の相手の退場を誘ったフィジカルの強さはお見事でした。