ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

部活の夢

2012-12-25 00:07:26 | Weblog
社会人になってから、忙しくないクリスマスなんて、ない。
今日も中国時間21時半過ぎまで残業。中国人の同僚くんたち2人と一緒に。

いくら納期が迫っているからといえ、
小さいお嬢さんがいるお父さんまで、すすんで残業してくれた。
中国人は怠惰で、うそばかりついて、ずるばかりして、さっさと逃げる、
という先入観を、すべて覆してくれた同僚たちに感謝だ。
あんなにキビキビ仕事する姿なんて、なかなか日本でも見られないぞ、もう。

単にボーナスの時期が近いからアピールしているだけかもしれないけど、
「できる」ということが証明されただけで、嬉しい。
毎回ピークを迎えるたびに、徐々にペースが上がっている。
中国人は、ちゃんとチームもつくれる。そういうことだ。

さて、今朝見た夢は、非常に何か暗示的だった。
久しぶりに中学時代の部活の夢だったんだけど、登場人物には中国人もいた。

私はバレーボール部だった。
中学の体育館に入って行くと、中国人の友人がネットを張ろうとしている。
ポールのたて方にも、ネットの張り方にもコツがあるんだよ、と説明して、
一緒にセッティングする。

そして張られたネットの高さは、2.43m。
大人の男子の高さだ。ジャンプしてもネットの上に手が出ない。
ブロックなんて無理だし、スパイクを打つときにも真下には振り下ろせないから、
ドライブをかけて、コースを狙わないとダメだなあ、などと考えていた。

チームメイトは中学時代の仲間。
二軍のチームメイトと試合形式の練習を始める。
私のポジションは、中学の時と同じでセッターだった。

相手がサーブを打つ。
打つ瞬間までは白いボールなんだけど、ネットを越えるころから変化する。
竹籠になったり、ビニールシートを丸めたものになったり、
軌道が変化するのではなくて、ボール自体が変化する変化球。

もちろんレシーブできなければ、トスもあげられない。
もう翻弄されまくりだ。

チームメイトの誰かが言った。
「これは球技なんだから、ちゃんとボールで勝負しようよ」と。
そして、手元にあったボールを投げて渡した。
でも相手がそのボールを打つと、また変化してしまう。

こわかった顧問の先生の顔色をうかがう。
顧問の先生は、負けそうになるといつもソッポを向いていた。
そしてソッポを向いていたくせに、試合が終わると猛烈に怒った。
ビンタされたし、蹴られた。
今回もまた同じ展開になりそうだ。

びくびくしながら、点数を確認した。
やっぱり負けてる。どうしよう・・・。

猛烈な恐怖が湧いたところで、目が覚めた。

いろんな勝負事があるけれど、勝てなかった経験と言うのは、
本当に貴重だ。