ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

態度が違う

2013-06-21 00:07:05 | Weblog
昨晩は、チベット好きな友人たちと、チベット料理屋に行き、
たらふく食べ、踊り、飲み、午前様だった。

お店に着いたとき、
まず「タシデレ(こんにちは)」とチベット語で話しかけたので、
すごくウケがよかった。

料理はすべてチベット人の店員さんにお勧めしてもらった。
中国人用に置いてあるメニューは飛ばして、
チベットの人たちが食べる料理だけにした。

とんぷりのような食感の藻みたいななにか。



チベットのビールも美味しい。



やっぱり羊。



牛肉もじゃがいもも、あと、パンでくるんで食べるなにか。
「なにか」が多いのは、
酔っぱらっていて、よく覚えていないから。

というのも、昨日飲んだのはチベットの白酒「青稞酒」。



青稞は、日本語ではだかむぎというらしい。
これがなかなか美味しかったために、しかも45度もあったために、
けっこう酔った。

しかも、最後にみんなで一緒にチベットのダンスを踊ったものだから、
すごくまわった。

チベットの人たちとも、私は中国語で話すわけだけど、
彼らは四川省出身だったからか、やはり中国語が上手だった。

ふだん、中国人にはすごく冷たい私だけど、
チベットの人たちには、満面の笑み。
最後に、チベット人の店員さんたちが、
中国人に対するサービスでカラオケデュエットを始めたんだけど、
いつもなら「うっせーなー」と言う私が、
「おう、盛り上がってるね~」と言いながら手拍子したもんだから、
それを見た友人に「いつもと態度が違い過ぎ!」と大爆笑された。

だって、笑いかけて、笑い返してくれると嬉しいじゃない。
そして、一生懸命に盛り上げようとしてくれる気持ちって、ありがたいじゃない。
単に目立ちたいからじゃなくて、目立つからには、みんなにも楽しんでもらわなきゃ、
そんな気持ちが伝わってくると、応援したくなるじゃない。

お店の閉店間際まで、チベット人が1人、私たちのテーブルに座って話し込んでいった。
上海の物価は高い、空気も悪い、故郷が懐かしいなあ。
いつかみんなで一緒に、故郷に遊びに行かないか、と。

チベットの人たちにも、もちろん悪い人はいる。
日本人とは文化や習慣が大きく違うところもある。

でも、昨日は、同じように上海に「出稼ぎ」に来ている者同士として、
なんとなく気持ちが伝わったような気がした。

去年あのお店に行った時は、そこまで同じ目線で語れなかったけど、
なんだか昨日はすごく近かった。

上海に来て、よかったなあ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。