6月22日(金)、昼過ぎから雨。
夕方からは寧波市内に戻り、郊外の阿育王寺へ。
『地球の歩き方』に市内から2kmとあったので、気軽に行けると思ったのだが、正しくは12kmだった。
ケタがひとつ脱字。
タクシーでも1時間かかる距離なので、みなさんご注意を。
立派な正門。
中国は、どこもピカピカにするんだけど、雨が降ると床がすべるんだよなあ。
閉門は17時30分となっていたのに、17時で、もう門が閉まっている。
「あちゃ~、入れないか~」と思って、チケット売り場の窓をたたいても、応答なし。
しかし、横にある「出口」が無防備に開いている。
ということで、たまたま居合わせた中国人と一緒に「入っちゃえ!」と、入ってしまうことにした。
少しわくわくする彫刻。チベットっぽい。
が、お堂がほとんど閉まっている。
しょうがないので、扉から中をのぞいてみた。
閉門間際なので参拝客も少なく、しかもお坊さんはみなフレンドリーで、
いろいろと話しかけられた。
「どこから来たの?」「日本だよ」「うそだ~、冗談はなしだよ~」。
やはりここでも、日本人であるとなかなか信じてもらえない。
それにしても、お坊さん、訛ってる!
中国人には言うだけ無駄だと思うな。
「ここは禅堂です、静かにしてください」
雨のお寺も、またいい。
灰の片付けをしているお坊さん。
この後、このお坊さんにも話しかけられた。
どうやら抗日戦争ドラマの印象が強いらしく、日本語と言って、
「こんにちは」「さようなら」「ありがとう」「ばか」「ばかやろー」と言われた。
そして「ばか」と「ばかやろー」の違いはあるのか?と。
いやいや、お坊さんが覚えなくていい単語ですから。
閉門に伴い、帰り道を急いでいるのかと思ったら、修業をしているらしき僧侶たち。
なにやら問答をしながら、ぐるぐると塔のまわりを歩いていた。
真面目に修業しているって、すばらしいなあ。
ちなみに、参拝客はすでに私たち以外はいなかったので、
観光用のパフォーマンスではない、と思う。
その後お寺を後にし、混み混みの路線バスに乗って、市内まで戻る。
バス停の前の道路標識には、はっきりと寧波市内まで12kmと書かれていた。
「ちょっといいものを食べよう」ということで、シャングリラホテルへ。
黄魚の湯葉巻きは、非常においしかった。
で、6月23日(土)朝から雨の中、タクシーで天王寺へ。
道元が修業した寺だけど、たしか『正法眼蔵』の中で、あまりほめていなかった印象があったので、
どんな寺かと思って行ったら、ぼったくり観光地みたいな雰囲気だった。
もしかしたら、8時半ごろ到着したので、
朝が早すぎて、観光客がまだ少なかったせいもあるのかもしれない。
とはいえ、帰り用に待っててもらったタクシーの運転手さんに「ここ、ひどい!」と言ったら、
「地元でも評判悪いよ~」と言われたので、たぶん、そうなんだろうと思う。
天台山の国清寺、阿育王寺と比較的雰囲気のいいお寺が続いていたので、
ショックもひとしおだった。
とはいえ、とりあえず、せっかく来たから駆け足で見て回る。
お坊さんは、我関せず系なんだけど、いろいろ管理系で働いているおばちゃんがうるさい。
でも、裏まできれいに整備されているから、ちゃんとしてるんだとも思う。
静かに坐禅をしているお坊さんがいらした。
なんだか救われた。
まあ、このお寺はさらり、と。
次に、寧波市内の天一閣に行った。
明の時代につくられた個人用の書庫だとか。
マージャンが展示されている建物の前の床は、牌だった。
建物の天井がけっこう好きだ。
ウズベキスタンで見た劇場の天井に似てる。
もし、これが自分の庭だったら、わくわくするだろう。
が、他人のものなので、あまり興味なし。
どうやら、観光地にはわくわくしなくなってしまったらしい。
夕方からは寧波市内に戻り、郊外の阿育王寺へ。
『地球の歩き方』に市内から2kmとあったので、気軽に行けると思ったのだが、正しくは12kmだった。
ケタがひとつ脱字。
タクシーでも1時間かかる距離なので、みなさんご注意を。
立派な正門。
中国は、どこもピカピカにするんだけど、雨が降ると床がすべるんだよなあ。
閉門は17時30分となっていたのに、17時で、もう門が閉まっている。
「あちゃ~、入れないか~」と思って、チケット売り場の窓をたたいても、応答なし。
しかし、横にある「出口」が無防備に開いている。
ということで、たまたま居合わせた中国人と一緒に「入っちゃえ!」と、入ってしまうことにした。
少しわくわくする彫刻。チベットっぽい。
が、お堂がほとんど閉まっている。
しょうがないので、扉から中をのぞいてみた。
閉門間際なので参拝客も少なく、しかもお坊さんはみなフレンドリーで、
いろいろと話しかけられた。
「どこから来たの?」「日本だよ」「うそだ~、冗談はなしだよ~」。
やはりここでも、日本人であるとなかなか信じてもらえない。
それにしても、お坊さん、訛ってる!
中国人には言うだけ無駄だと思うな。
「ここは禅堂です、静かにしてください」
雨のお寺も、またいい。
灰の片付けをしているお坊さん。
この後、このお坊さんにも話しかけられた。
どうやら抗日戦争ドラマの印象が強いらしく、日本語と言って、
「こんにちは」「さようなら」「ありがとう」「ばか」「ばかやろー」と言われた。
そして「ばか」と「ばかやろー」の違いはあるのか?と。
いやいや、お坊さんが覚えなくていい単語ですから。
閉門に伴い、帰り道を急いでいるのかと思ったら、修業をしているらしき僧侶たち。
なにやら問答をしながら、ぐるぐると塔のまわりを歩いていた。
真面目に修業しているって、すばらしいなあ。
ちなみに、参拝客はすでに私たち以外はいなかったので、
観光用のパフォーマンスではない、と思う。
その後お寺を後にし、混み混みの路線バスに乗って、市内まで戻る。
バス停の前の道路標識には、はっきりと寧波市内まで12kmと書かれていた。
「ちょっといいものを食べよう」ということで、シャングリラホテルへ。
黄魚の湯葉巻きは、非常においしかった。
で、6月23日(土)朝から雨の中、タクシーで天王寺へ。
道元が修業した寺だけど、たしか『正法眼蔵』の中で、あまりほめていなかった印象があったので、
どんな寺かと思って行ったら、ぼったくり観光地みたいな雰囲気だった。
もしかしたら、8時半ごろ到着したので、
朝が早すぎて、観光客がまだ少なかったせいもあるのかもしれない。
とはいえ、帰り用に待っててもらったタクシーの運転手さんに「ここ、ひどい!」と言ったら、
「地元でも評判悪いよ~」と言われたので、たぶん、そうなんだろうと思う。
天台山の国清寺、阿育王寺と比較的雰囲気のいいお寺が続いていたので、
ショックもひとしおだった。
とはいえ、とりあえず、せっかく来たから駆け足で見て回る。
お坊さんは、我関せず系なんだけど、いろいろ管理系で働いているおばちゃんがうるさい。
でも、裏まできれいに整備されているから、ちゃんとしてるんだとも思う。
静かに坐禅をしているお坊さんがいらした。
なんだか救われた。
まあ、このお寺はさらり、と。
次に、寧波市内の天一閣に行った。
明の時代につくられた個人用の書庫だとか。
マージャンが展示されている建物の前の床は、牌だった。
建物の天井がけっこう好きだ。
ウズベキスタンで見た劇場の天井に似てる。
もし、これが自分の庭だったら、わくわくするだろう。
が、他人のものなので、あまり興味なし。
どうやら、観光地にはわくわくしなくなってしまったらしい。