ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

上海ー西寧

2014-04-21 23:28:28 | Weblog
4月11日の朝から約10日間の旅。
まずは、上海駅から西寧西駅まで。約35時間の列車の旅。



中国人の同僚からも
「え?列車? いまどき列車? あの~飛行機という物が中国にもあるんですけど~」と言われた。

停車駅の数を見ると、数えたくなくなる。



列車の中ではすることがない。
で、ひたすら食べる。

社内販売の弁当。味はまあまあ。
20元。



涼皮という食べ物。
上にかかっているのは、餃子の中身みたいな味がした。
すごい美味。5元。



で、夕飯は食堂車に行った。



食堂車は、まず、職員のためのまかないがあって、乗客の食事はそのあと。
どうやら、2交代制のようだった。
後発の職員が食べているうちに、乗客用の食事の時間が始まるが、
もちろん職員は、乗客のために席を譲ったりしない。
あくまでも、働いている人が強い中国のサービスだ。

次に、公安(警察)の人が会計をやっている席に行って、
私は、これとあれが食べたいと注文し、
その後、どさっとまとめて食事が配られる。配給の感じだ。

よって、早く行ったからといって、早く食事にありつけるとは限らない。
あくまでも職員の都合が優先されている。

味はまあまあだ。



食べてばかりいた列車の旅だけれど、久しぶりに硬臥の旅を満喫。



乗客同士は妙な連帯感があり、変な人はいない。
日本人とバレても問題はない。

車窓には、菜の花畑が広がる。

 

むかし、中国の列車の旅と言えば、窓からのゴミのポイ捨てがヒドかった。
投げて届く限りの範囲には、ゴミが散乱していた。
ビール瓶のくだけたのや、カップ麺のプラスチック。

なんといっても、職員がゴミを回収し、そのまま窓の外に捨てていた。
つまり、ゴミ掃除というのは、自分の目の前から無くす、ということであり、
本当の片付けではなかった。
沿線の農家も諦め顔。

いまは、窓ガラスがはめごろしになり、ポイ捨てができなくなった。
むかしと同じように職員がゴミ回収に回ってくる。

しかし、その手には黒のゴミ袋。
回収した後のゴミは、停車駅のホームに出され、回収されて行く。

中国の進化をほんの少し実感した。

で、青海省の省都である西寧に着いたのは、12日の夕方16時すぎ。
駅前で白タクをつかまえ、中国人よりも5元値切ってホテルに到着。

西寧ですでに海抜2000メートルを超える。
荷物を置いて、少し高山になれるべく、散歩に出掛けた。

途中、中国らしくエイズ予防と人口コントロール目的の育児貼り紙があった。



そして、やはり西寧に来たら、羊。
回族がやっている店の前では「食品衛生法ってなに?」という羊の物流。



で、美味しそうなお店を発見し、中へ。



羊肉は、本場で食べると、本当に美味しい。



翌日は、青海湖へ。


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2 コメント

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そうだっけ (りょう)
2014-04-22 23:15:58
もう昔の記憶はかなり薄れているのだけど、
人民服の色だったっけ。
すごく汚れてて、色がくすんでたのは覚えてるんだけど。

という意味では、きれいになったけど、
相変わらず中国人は,他人の寝台でも平気で爆睡して行く。
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Unknown (友人X)
2014-04-22 12:19:14
硬臥の車両内の色が白くなった!気がする。
昔は人民服の色だったよね?
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